ユヌス教授は1971年の歴史を消し去ろうとしたわけではない

[Financial Express]ムハマド・ユヌス教授の首席顧問の報道部門は、同教授がボイス・オブ・アメリカのインタビューで「リセットボタンを押す」と述べた内容が、一部の人々によって誤解されていると明らかにした。

バングラデシュ連合ニュース通信によると、ユヌス首席顧問の報道部門は木曜日の声明で「彼(ユヌス教授)はバングラデシュの誇りある歴史を消し去ろうとは考えていなかった」と述べた。

ユヌス首席顧問が「リセットボタンを押す」と語ったのは、バングラデシュの主要機関をすべて破壊し、経済を崩壊の瀬戸際に追い込み、何千万人もの人々の投票権と市民の自由を奪った腐敗した政治から新たなスタートを切ることを意味していたと報道陣は伝えた。

「リセットボタンを押すと、ソフトウェアがリセットされ、最初からやり直すことになる。ハードウェアは変更されない。1971年の独立戦争がバングラデシュのハードウェアを作ったのだ」と声明は述べている。

ユヌス教授は暫定政府の主席顧問に就任するため8月8日にダッカに到着すると、ハズラト・シャージャラル空港で記者団に対し、7月から8月にかけての学生主導の大規模蜂起は「第二の解放」であり、最初の解放は1971年の輝かしい独立戦争であったと語った。

ユヌス教授はバングラデシュの独立が宣言された当時、ミドルテネシー州立大学の助教授だった。「彼はバングラデシュの独立が宣言された直後にバングラデシュ国民委員会を結成し、米国政府にバングラデシュを承認するよう説得する全米規模のキャンペーンを開始した」と声明には記されている。

報道部門の声明によると、ユヌス教授はパキスタン軍が犯したバングラデシュでの大量虐殺について世界に知らせるためにバングラデシュニュースレターを発行した。


Bangladesh News/Financial Express 20241011
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/prof-yunus-didnt-mean-wiping-out-1971-history-1728584179/?date=11-10-2024