[The Daily Star]クルナのドゥムリア郡グトゥディア村の農家、ラーマン・シェイクさんの家は、過去45日間水没したままである。
彼はまた、8ビガの土地にあるアマン稲と野菜が浸水により被害を受け、33万タカの損失に直面した。
村の約775世帯が同様の苦難に直面している。
この村だけではなく、クルナのドゥムリア、プルタラ、バティアガタ郡の管轄下にある100以上の村が、このモンスーンの大雨によって水没した。
クルナ最大のドゥムリア郡は、長引く浸水により最も大きな被害を受けている。郡内の237村のうち、104村が長期間浸水している。
地元の養魚業者は、今年8月と9月の大雨後の状況により、7億5千万タカ相当の魚が流され、1,045ヘクタールの土地の作物が被害を受けたと語った。
水産局によれば、ドゥムリア郡の26,570の魚の養殖場と5,630の池のうち少なくとも80パーセントが影響を受けている。
この地域では9月だけで合計510んんの降雨量が記録された。
一方、事態をさらに悪化させているのは、この地域を流れる11の河川に建設された合計75の水門のうち54が、メンテナンス不足のため長らく機能していないことだ。
そのため、溜まった雨水は適切に排水されず、3つの郡にまたがる広大な地域が水没したままとなっている。
家屋、道路、耕作地が水没し、被災した村の住民約50万人が深刻な困難に直面している。
バングラデシュ水資源開発局によると、3つの郡を含む地域を流れる11の河川の水流を制御するために75の水門が建設された。
そのうち 23 基は完全に機能停止しており、20 基は沈泥で詰まり、11 基はほとんど機能していない。残りの 21 基は機能しているものの、その地域の過度の浸水により容量が大幅に減少している。
ドゥムリアのランプール村のデバシス・ビスワスさんは、「過去15日間、水は1インチも引かなかった。郡内のソイルマリ川にある10個の水門は、長い間沈泥で詰まっていて、水を排出できない」と語った。
クルナ水委員会のABMシャフィクル・イスラム委員長は、クルナ、ジャショア、サトキラ各県の少なくとも8つの郡における恒久的な浸水を緩和するための総合計画を実施するよう求めた。
連絡を受けたBWDB（クルナ第1管区）のエグゼクティブエンジニア、アブドゥル・ラーマン・タズキア氏は、「水門の一部を泥で埋めて機能させる作業を進めており、状況は改善するだろう」と語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20241011
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/under-water-over-month-3724991
関連
