[The Daily Star]ヒルサの捕獲と販売が22日間禁止されるのを前に、同国南部の魚市場には、長さ10インチ以下のヒルサのフライ(地元では「ジャトカ」と呼ばれる)が溢れかえっている。
一方、10月13日から禁止措置が施行されるまで残り1日となった。
漁師らによると、川では大型のヒルサはまだ見つかっておらず、網にかかったのはジャトカだけだという。
しかし、水産局は、漁師らがジャトカを捕獲するために刺し網や網目の細かい網を使用しており、その結果、漁獲量の90%以上がヒルサの稚魚で占められていると主張している。
ヒルサの稚魚を捕獲することは以前、政府によって違法と宣言されていた。
バリシャル地区は、2022~23年度に国内で生産されたヒルサ総量572,342トンのうち65%以上を生産した。
バリシャルのポートロード魚市場、クアカタのアリプール市場とモヒプール市場、ボラのケヤ・ガートとイリシャ・ガートなど、バリシャル管区のさまざまな卸売魚市場を訪れた特派員は、ジャトカが大量に捕獲され、市場に溢れているのを目撃した。
「人々は1キログラムあたり5~6個のジャトカを500~600タカで買っています。そのため、需要も高いのです。現在、ヒルサ100マウンドが市場に出回れば、そのうち90マウンドはヒルサのフライになります」とヒルサ商人のカビール・ホサイン氏は語った。
「悪天候のため、海に釣りに行けませんでした。メグナ川にはジャトカしかいなくて、今は大きなヒルサはほとんどいません。だから、今回捕れたのはジャトカだけでした」とヒジュラ郡の漁師、モハマド・アリさんは語った。
バリシャル地区漁業担当官ビマル・チャンドラ・ダス氏は、今年は大型のヒルサがあまり獲れていないと語った。「十分な収益を上げるために、漁師たちは大小を問わず、見つかるヒルサを何でも捕まえてきた。この点については、今後もさらに厳しい追い込みを続けるつもりだ」と同氏は付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241012
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/hilsa-fries-flood-barishal-markets-3725626
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