[Financial Express]イスラマバード、10月13日(AFP/AP通信):パキスタン北西部で発生した新たな宗派間の衝突で、女性3人と子ども2人を含む少なくとも16人が死亡したと当局が発表した。
パキスタンのハイバル・パフトゥンクワ州クラム地区では、イスラム教スンニ派とシーア派の部族が数か月間断続的に戦闘を続けている。
かつては半自治区であったクラムでは、イスラム教のスンニ派とシーア派に属する部族間の血なまぐさい衝突の歴史があり、長年にわたって数百人の命が奪われてきた。
クラム政権の高官は匿名を条件にAFPに対し、土曜日にスンニ派の車列が準軍事組織の兵士の保護下で移動中に攻撃を受けたと語った。
「その結果、女性3人と子ども2人を含む14人が死亡し、6人が負傷した」と彼は語った。
国境警察が対応し、シーア派と確認された襲撃者2人を殺害したと彼は語った。
同当局者は、今回の攻撃には「過去20年間この地域を悩ませてきた」「宗派間の動機」があると述べた。
「あらゆる紛争は宗派間の対立という側面を帯びる傾向がある」と彼は語った。
7月と9月に起きた最近の衝突では数十人が死亡し、ジルガ(部族会議)が停戦を呼びかけた後にようやく終結した。
当局は新たな停戦の仲介を試みている。パキスタンでは部族間や家族間の争いはよくあることだ。
しかし、コミュニティが伝統的な部族の名誉規範を遵守しているハイバル・パフトゥンクワ州の遠隔地では、特に紛争が長期化し、暴力的になる可能性がある。
イスラム教スンニ派が多数を占めるパキスタンのシーア派コミュニティは、長い間差別と暴力に苦しんでいる。
バロチスタン州には、連邦政府が地元住民を犠牲にして石油や鉱物資源の豊富な州を搾取していると非難し、連邦政府からの独立を要求する複数の団体が存在している。
Bangladesh News/Financial Express 20241014
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/16-killed-in-latest-pak-sectarian-clash-1728833047/?date=14-10-2024
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