[The Daily Star]国連先住民族問題常設フォーラムと先住民族の権利に関する特別報告者は昨日の共同声明で、バングラデシュのCHT先住民族に対する暴力が増加しているという報告に深い懸念を表明した。
彼らは暫定政府に対し、暫定政府、先住民族の代表、関係する利害関係者と連携して、この地域における人権侵害の申し立てについて国連に調査と報告を要請し、妨害されることなく状況を監視し、先住民族の制度を強化し、彼らの集団的および個人的な権利の尊重を確保するよう求めた。
常設フォーラムと特別報告者は暫定政府に対し、ジュマ族を暴力的かつ無差別な攻撃から守るために直ちに行動を起こし、暴力疑惑について公平な調査委員会を設置し、加害者を裁いて免責文化を終わらせるよう求めた。
国連先住民族問題常設フォーラムのヒンドゥー・ウマロウ・イブラヒム議長と先住民族の権利に関する国連特別報告者のホセ・フランシスコ・カリ・ツァイ氏が署名した声明では、CHTの先住民族ジュマ族とバングラデシュ人入植者との間の緊張が高まり、2024年9月の不穏な事件に至ったと述べた。
「最近の暴力は、数十年にわたり強制的な立ち退きや地域の軍事化の強化にさらされてきた先住民族ジュマ人に対する広範な差別と疎外を背景に起きている」と声明は述べている。
声明は、ビジネスと人権に関する指導原則に沿って、ソーシャルメディア企業に対し、自社のプラットフォーム上で先住民族ジュマ族に関するヘイトスピーチや誤報が拡散されるのを防ぐために必要なあらゆる措置を講じるよう求めた。
声明は暫定政府に対し、国内法および国際法、ならびに国連先住民族の権利宣言の条項、特に「先住民族は、独自の民族として自由、平和、安全に暮らす集団的権利を有し、いかなる大量虐殺行為やその他の暴力行為の対象にもならない」と規定する第7条に従って、1997年のCHT和平協定を実施するよう求めた。
彼らはまた、それぞれの任務の範囲内で、コミュニティ間の信頼と和解を構築し、CHTにおけるさらなる暴力を防止するための独立した助言を提供するための支援も申し出た。
Bangladesh News/The Daily Star 20241016
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/invite-un-team-probe-rights-violations-cht-3728396
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