彼は決して成功を祝うことはできないだろう

彼は決して成功を祝うことはできないだろう
[The Daily Star]シェルプールのスリボルディ郡出身の学生、サブジ・ミアさんは、地元の薬局でアルバイトをしながら学業と両立していた。給料は少額だったが、学費を稼ぐには十分だった。極貧の家庭で、麻痺した父親と3人の兄弟に頼っていたサブジさんは、自分が育った苦難とはかけ離れた未来を追い求めて、休みなく働いていた。

しかし、サブジさんの夢は8月4日の朝、悲劇的に終わった。他の多くの学生たちと同様、彼は政府の割り当て制度の改革を求める抗議活動に参加した。

彼はより公平なシステムのために戦っていただけでなく、彼のような疎外されたコミュニティの人々にとってますます手の届かないものに思える未来のためにも戦っていた。

目撃者や友人らによると、その朝、当時与党だったアワミ連盟の部隊が抗議活動者たちを襲撃し、彼は殺害されたという。

18歳の彼は、長年の努力の成果を見ることなく命を落とした。

昨日、高等中等教育修了証書試験の結果が発表されました。サブジは合格しました。

「私たちは今日(昨日)その知らせを受け取りました。サブジは人文科学グループでGPA4.33を獲得しました」とスリーボルディ政府大学の学長AKMアリフ・ウラー・アーサン氏は語った。

「彼は将来有望な生徒で、どんな状況にも関わらず常に決意を固めていました。彼が努力の成果を見ることも、成功を祝うことも決してできないのは、心が痛みます」と彼は付け加えた。

サブジの人生は決して楽なものではなかった。彼は子供のころから貧困と闘い、学費を稼ぐために雑用をこなしてきた。

それにもかかわらず、彼は自分の力で小学校卒業証明書試験と中学校卒業証明書試験の両方に合格しました。

彼の母親、ソメジャ・カトゥンさんは悲嘆に暮れている。

「サブジは私たち家族の唯一の稼ぎ頭でした。彼は父親の医療費や兄弟の学費など、あらゆる面倒を見ていました。」

彼女は政府の援助を懇願している。それがなければ、生き残るのは困難な戦いになるだろうと分かっているからだ。彼女は息子のために正義を求めている。息子はただより良い人生を送るチャンスを望んでいたが、自分の信念を貫いたためにそのチャンスを奪われたのだ。


Bangladesh News/The Daily Star 20241016
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/hell-never-get-celebrate-his-success-3728441