イスラエルの攻撃でガザ地区数十人死亡

[Financial Express]ガザ、10月19日(BBC):イスラエル軍の攻撃により、ガザ北部の難民キャンプで少なくとも33人が死亡、うち21人が女性だと同地区のハマスが運営する当局が発表した。キャンプ内の3家族の家が攻撃を受け、85人以上が負傷し、一部は重傷だという。

ソーシャルメディアで広まっている動画(BBCは確認していない)には、白い布で包まれた遺体がアルアウダ病院の中庭に並べられている様子が映っている。イスラエル軍は数週間にわたり、人口密度の高いジャバリア難民キャンプを包囲している。

アルアウダ病院の院長は、病院には圧倒的な数の負傷者が殺到し、病棟は「満員」で、負傷者の多くが「床上で治療を受けている」と述べた。

ハマスが運営する保健省によると、近くのベイト・ラヒアにあるインドネシア病院が土曜日にイスラエル軍の「激しい銃撃」を受けたという。

同省は、病院内には40人以上の患者と医療スタッフがいたと述べ、その後、「停電」と「医療物資」の不足により2人が死亡したと発表した。

イスラエル国防軍(IDF)は、部隊が病院付近で作戦を行っており、「病院への意図的な発砲はなかった」と述べた。地元筋によると、ガザ北部は事実上孤立しており、同地域では通信やインターネットサービスが遮断されているという。

約40万人が2週間以上、ジャバリア難民キャンプ内に閉じ込められ、食糧も水もほとんどない状態が続いている。国連人道援助局長のゲオルギオス・ペトロプロス氏はBBCのニュースアワー番組で、ジャバリアの家族は「劣悪な状況」に耐えていると語った。

「民間人にとって状況がいかに悲惨で危険であるか、私たちはいくら強く警鐘を鳴らしても足りない」と、ガザ南部ラファで語った。

イスラエルは、金曜日に食糧、水、医療用品、避難所の設備を含む物資を積んだトラック約30台をガザ北部に送ったと発表したが、地元の保健当局者はロイター通信に対し、ジャバリアなど最も被害の大きい地域には援助が届いていないと語った。

ドローンが「向かって発射」

ネタニヤフ首相の自宅

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の海沿いの町カイサリアにある私邸に向けてドローンが「発射された」と首相官邸が発表した。

「首相夫妻は現場にはおらず、事件による負傷者はいなかった」と声明は述べた。イスラエル軍はこれに先立ち、土曜日の早朝、レバノンからイスラエルに向けてドローン3機が発射され、うち1機がカイサリアの建物に衝突したと発表した。

イスラエル政府は、建物が首相官邸の一部であったかどうか、また被害の程度については明らかにしていない。現地時間午前8時19分(英国夏時間午前6時19分)、イスラエル国防軍(IDF)は「この1時間で、無人航空機3機がレバノンからイスラエルに侵入した」と発表した。


Bangladesh News/Financial Express 20241020
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israeli-strikes-kill-dozens-in-gaza-1729351209/?date=20-10-2024