[The Daily Star]バングラデシュ投資公社(ICB)は、同国唯一の国営投資銀行が再活性化し、株式市場を引き続き支援できるよう、3,000億タカの基金に対する政府保証を政府から得ることに前向きである。
国家保証とは、政府が投資家に対して債務返済を確実に保証するものである。国営の非銀行金融機関が保証を確保すれば、バングラデシュ銀行や他の貸し手から同額の融資を受けることができる。
木曜日に財務省で開かれた会議で、当局者はICBの緊急の資金ニーズについて議論した。
財務省はほぼ確信している、と会合後、匿名を条件に財務省高官は語った。
同当局者は「同省はICBに国家保証を与えるべく取り組んでいる」と付け加えた。
一方、ICB会長のアブ・アーメド教授も政府保証を得ることに前向きな姿勢を示した。
「ICBが資金を受け取ることを期待している」とアハメド氏は語った。
政府は国営のNBFIがその役割を果たすために資金が必要であることを認識していると、同氏は昨日この問題について尋ねられた際に付け加えた。
ダッカ証券取引所(DSE)のベンチマーク指数は8月の政変後に短期間上昇したが、DSEXは過去2か月で約5%下落した。
ICBの幹部は、この資金は他の銀行への債務返済と株式市場の支援に使われるだろうと語った。NBFIはこれまで、低収益株や投機的な株に資金を悪用してきたが、現在は適切な投資方針によってそれが阻止されている。
この資金によりICBは回復すると予想されると当局者は述べた。
同省は国家保証に関する決議を財務顧問に提出し、同顧問が最終決定を下し、同省に保証を進めるよう指示することになる。
ICBは以前、アワミ連盟政権時代に復興のために5,000億タカの基金を求めた。同省は資金提供について何度も協議したが、昨年7月の全国的な学生運動によりそのプロセスは中断された。
Bangladesh News/The Daily Star 20241020
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/icb-optimistic-about-sovereign-guarantee-tk-3000cr-3731581
関連