イスラエル、避難警告後にベイルートを攻撃

イスラエル、避難警告後にベイルートを攻撃
[Financial Express]ベイルート、10月20日(AFP):イスラエル国営メディアによると、イスラエル軍がレバノンのヒズボラの拠点から民間人に避難するよう警告したことを受け、日曜日、ベイルート南部を狙った2回のイスラエル空爆が行われた。

報じられた攻撃は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、イランが支援するヒズボラが首相の自宅を攻撃して暗殺しようとしたと非難した後に起きた。

「敵(イスラエル)の航空機が今朝、ベイルートの南郊で2回の攻撃を実施した。そのうち1回は、モスクと病院に近いハレト・フレイクの住宅ビルを襲った」と国営通信社は報じた。

イスラエル軍はこれに先立ち、近隣のヒズボラと関係があるとされる建物の近くに住む民間人に対し、直ちに避難するよう「緊急警告」を発令していた。

「ここはヒズボラと関係のある施設や利害関係者の近くに位置しており、IDF(イスラエル軍)は近い将来これらに対抗することになるだろう」と軍のアラブ語報道官アビチャイ・アドレイ氏はテレグラムで述べた。

ネタニヤフ首相の事務所は土曜日、同首相の住居に向けてドローンが発射されたが、首相と妻は不在で負傷者はいなかったと発表した。

「イランの代理人ヒズボラが本日、私と妻を暗殺しようとしたことは重大な過ちだ」とネタニヤフ首相は声明で述べた。

「イスラエル国民に危害を加えようとする者は、重い代償を払うことになる」と同氏は、イスラエルが9月下旬から戦争状態にあるレバノンのヒズボラを含むテヘランとその「代理勢力」に向けたコメントで述べた。

イランは、ネタニヤフ首相公邸への攻撃の背後には、イランが武器と資金を提供しているヒズボラがいると主張した。

イランの国営通信社IRNAによると、イランの国連代表部は、攻撃における役割についての質問に答えて「この行動はレバノンのヒズボラによって行われた」と述べた。

ヒズボラはこの攻撃を主張していない。

イスラエルは、10月1日のミサイル攻撃に対して、地域の最大の敵国であるイランに報復すると誓った。イランは反撃すると警告している。


Bangladesh News/Financial Express 20241021
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israeli-strikes-on-beirut-after-evacuation-warning-1729440400/?date=21-10-2024