[The Daily Star]ハイデルベルグ・マテリアルズ・バングラデシュ社は、2024年7月~9月期に791万タカの損失を報告した。
ダッカ証券取引所(DSE)のウェブサイトの開示によると、このマイナスの結果により、1株当たり0.14タカの損失が発生した。
同社は、この不況の原因は販売量と1トン当たり純販売価格の低下にあり、昨年に比べて1株当たり利益にマイナスの影響を与えたとしている。
同社によれば、1株当たり純営業キャッシュフローも減少し、9.77タカとなったが、これは主に徴収額の減少と所得税の支払い増加によるものだという。
しかし、ハイデルベルグの1株当たり純資産価値は72.01タカに上昇し、これは今年初めに創出された利益によるものだとしている。第3四半期の損失にもかかわらず、ハイデルベルグマテリアルズバングラデシュは1月から9月までの期間に4億1,300万タカの利益を計上した。
同社のウェブサイトによると、同社はバングラデシュ最大のセメント生産者の1つであり、150年の歴史を持ち、50カ国以上に拠点を持つ世界的なハイデルベルグマテリアルズグループの傘下で事業を展開している。
ハイデルベルグは、ダッカや港湾都市などの主要市場にサービスを提供する、梱包施設を備えたフローティングターミナルをチッタゴンに設立することで、バングラデシュでの存在感を強化した。
1999年、同社はダッカ近郊に新設工場「スキャンセメントインターナショナル」を建設し、年間75万トンの生産能力を持つようになった。2000年にチッタゴンセメントクリンカーグラインディング社を買収し、生産能力がさらに向上した。2003年に合併し、同社はハイデルベルグセメントバングラデシュリミテッドに社名を変更した。
その後、同社はポートランド複合セメントを導入し、カンチプール工場とチッタゴン工場を拡張した。2021年までに、同社はエミレーツ・セメント・バングラデシュとエミレーツ・パワーをハイデルベルグ・マテリアルズ・バングラデシュPLCと合併し、事業を統合した。
ハイデルベルグの株価はDSEで255.9タカで取引を開始したが、昨日は3.79%下落して246.2タカとなった。
Bangladesh News/The Daily Star 20241023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/heidelberg-materials-posts-tk-7910-lakh-loss-jul-sep-3734056
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