[Financial Express]シティバンクPLCは、特に国債への投資による多額の収入により、今年の第3四半期(Q3)に前年比41%増の目覚ましい利益成長を記録し、20億1,000万タカに達した。
民間商業銀行の7~9月期の連結1株当たり利益(EPS)は1.49タカとなり、前年同期の1.05タカから増加した。
同銀行の監査を受けていない財務諸表によると、純利益の増加は投資収益の大幅な増加と手数料収入の堅調な増加によるものだという。
同銀行は高い利息収入に加え、国債投資から多額の利益を獲得し、預金利息費用も増加した。
同銀行の9月までの四半期の利息収入は前年同期比39%増の120億2000万タカとなり、預金者と貸し手への利息支払いは85%増の84億1000万タカとなった。
その結果、9月四半期の純利息収入は前年同期比11.5%減少し、36億1,000万タカとなった。
しかし、インフレ圧力が目立つ厳しい事業環境の中でも、国債からの利益の増加が銀行の目覚ましい収益の伸びに貢献した。
同銀行の投資収入、特に国債からの収入は、9月四半期に前年同期比296%増の45億2000万タカに達した。
7月から9月までの四半期中、T債の利回りは12%から14.80%の範囲で推移し、償還期間は2年から20年であった。一方、Tビルの利回りは15%から15.2%の範囲であった。
銀行の為替・仲介手数料収入も9月四半期に前年同期比28%増の21億2000万タカに急増した。
一方、銀行の9か月間の連結純利益も同じ理由により19%近く増加し、45億1,000万タカとなった。
企業の事業から現金を生み出す能力を測る指標である1株当たり連結純営業キャッシュフローは、9月までの9か月間で前年同期のマイナス5.20タカから42.38タカへと大幅に増加した。
同銀行は、この増加は顧客や他の銀行からの預金動員の増加によるものだとしているが、貸出ポートフォリオの伸びは前年同期に比べて緩やかにとどまっている。
純利益の増加により、1株当たりの連結純資産価値は、2023年12月の28.56タカに対して、今年1月から9月には29.91タカに達した。
1986年に上場した同銀行の株価は木曜日に1.85%上昇し、ダッカ証券取引所で22タカで取引を終えた。
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Bangladesh News/Financial Express 20241102
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/city-banks-q3-profit-jumps-41pc-on-higher-investment-income-1730478987/?date=02-11-2024
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