[Financial Express]アリゾナ州、11月3日（BBC）：アリゾナ州やミシガン州などの激戦州では、若い女性たちが期日前投票のために列を作っている。カマラ・ハリス氏は、彼女たちが選挙結果を有利に導く流れになることを望んでいる。
異常に暖かい秋の朝、ミシガン大学アナーバー校のキャンパスでは、数十人の学生が大学の期日前投票センターで投票するために列に並んだ。
その中には、ハリス氏に投票することに興奮していた3年生のキーリー・ガノン氏もいた。「彼女はまさに、私が国を代表する人物として尊敬するリーダーです」と彼女は語った。
「男女平等は問題の最前線にある」と友人のローラ・ノルドリンガーさんは中絶の権利について語った。「女性の選択は彼女にとって非常に個人的なことであり、他の誰かが決めるべきではない」
ガノンさんは、選挙日まで1週間を切っているので、キャンパスの誰もが投票について話し合っていると語った。「学生の声は間違いなく選挙に影響を与えるだろう」と20歳のガノンさんは語った。
キャンパスで学生に民主的なプロセスについて教えるボランティアをしていた24歳のアドリアナ・ピートさんも同意し、「多くの女性が立ち上がっているように感じます」と語った。
これらの若い女性たちは、多くの点で典型的なハリス支持者だ。ハーバード政治研究所の最近の世論調査によると、ハリス氏は18～29歳の女性の間で30ポイントもの差をつけている。特に大学生の間では、男女とも38ポイントの差をつけていることが、インサイド・ハイアー・エド/ジェネレーション・ラボの最近の調査でわかった。
全国的にも、ミシガン州のような激戦州でも世論調査は拮抗しており、ハリス氏は選挙に勝つために、これらの若い女性たちが多数投票に来ることを期待しているだろう。
先週、地元の公園で行われたハリス氏とウォルツ氏の集会に出席するために長い列に並んだ20歳のハンナ・ブロックス氏も、この点は理解している。彼女は学校の若者向け民主党クラブに参加し、戸別訪問やチラシ配り、電話をかけて、ハリス氏に投票するよう人々に説得しようと努めている。
「私は彼女が人について話す様子がとにかく好きです」とブロックスさんは言う。「彼女が他の人について話す様子には、とても愛情と共感があふれています」
アメリカ女性政治センターによると、今回の選挙の投票率が2020年選挙と同じパターンをたどる場合、若い女性の間でのその優位性はさらに増幅される可能性がある。2020年選挙では、女性投票数が男性より約1000万人多かった。
ポリティコの分析によると、期日前投票の出口調査では今回も同様の内訳が示されており、女性が約55％、男性が約45％となっているが、アナリストらはこれらの女性が誰に投票したかは分からないと警告している。
しかし、今回の選挙が男子対女子の戦いになるだろうと多くの議論がなされているが、現実ははるかに複雑だ。同じハーバード大学の世論調査では、30歳未満の白人女性の間ではハリス氏がトランプ氏を13ポイントリードしていたのに対し、30歳未満の非白人女性の間では55ポイントのリードだった。
あらゆる年齢層の白人女性を対象に調査すると、ハリス氏のリードはほぼ消える。これは繰り返される可能性のある歴史だ。2016年には、ヒラリー・クリントン氏よりもトランプ氏を支持した白人女性の方が多かった。2020年には、トランプ氏の白人女性に対するリードは広がった。
民主党は全般的に、白人で大学教育を受けていない有権者（男女）との取り合いで特に苦戦している。ハリス氏が勝利を望むなら、支持する若い女性の投票率を高めるだけでなく、その型にはまらないかもしれない女性たちを説得する必要もあるだろう。
Bangladesh News/Financial Express 20241104
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/harris-hopes-hinge-on-female-vote-1730649838/?date=04-11-2024
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