欺瞞的な「ハリス支持」マニフェストはトランプ支持団体と結びついている

[Financial Express]ニューヨーク、11月4日(AFP/BBC): カマラ・ハリス上院議員の政治宣言のように見えるが、キャッチーなタイトルの「プログレス2028」は実際には偽の文書であり、資金監視団体によると、ドナルド・トランプ大統領の億万長者支援者であるイーロン・マスク氏とつながりのある闇資金グループによって作成されたという。

研究者らは、保守派のイニシアチブ「プロジェクト2025」に対するリベラル派の対抗策とされる「プログレス2028」には誤情報が満ちており、移民や銃規制などの主要な問題に関する民主党候補の政策立場を歪曲する一連のフェイスブック広告の背後にあると述べている。

それを後援しているのは、「アメリカを築く'未来」と呼ばれる保守系の闇資金ネットワークで、同ネットワークは、世界一の富豪であり、共和党のトランプ大統領の再選を熱心に支援するマスク氏から資金提供を受けたと報じられている。

秘密に包まれたこの作戦は、米国史上最も接戦となった選挙戦で民主党の有権者を欺いたり遠ざけたりするための複雑な欺瞞の網であると研究者らが表現する状況を浮き彫りにしている。

「このイニシアチブ(プログレス2028)は、ハリス氏の同盟者であるという見せかけの下で、分裂を招くメッセージや誤解を招くような話を広め、ハリス氏を弱体化させようとしている」と、政治資金を追跡する米国の非営利団体オープン・シークレットのアンナ・マソグリア氏は述べた。

マソグリア氏はAFPに対し、同サイトは事実とフィクションを織り交ぜてハリス氏の政策姿勢の一部を「民主党支持層が好まないかもしれない」形で歪曲していると語った。

一方、米国の選挙を前に、投票や不正行為に関する噂、誤解を招くような主張、完全な嘘が前例のないほどオンライン空間に溢れている。

投票不正とされる数百件の事件が、個人、無所属団体、共和党系団体によって収集され、拡散されている。少数だが民主党員からの投稿もある。

ネット上で広がる一連の主張は、火曜日の選挙日の運営に備えながら、噂を否定し有権者を安心させなければならない選挙管理当局にとって課題となっている。


Bangladesh News/Financial Express 20241105
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/deceptive-pro-harris-manifesto-tied-to-pro-trump-group-1730734625/?date=05-11-2024