[The Daily Star]マウラナ・サード・カンダルヴィに忠誠を誓うタブリーグ・ジャマートの一派は昨日、インド人学者が来たるビスワ・イジュテマに出席し、年次集会の第一段階を主導することを許可するよう要求した。
この要求は、火曜日に首都のスフラワルディ・ウディヤンでバングラデシュのウラマー・マシャイェクが出した、ビシュワ・イジュテマでのマウラナ・サードとその支持者の禁止を求める9項目の要求に応じたものだった。
伝えられるところによると、バングラデシュのウラマー・マシャイェクは、インドのイスラム学者であり、インドのタブリーグ・ジャマーアトの4代目アミールであるズバイル・ウル・ハッサンと提携している。
記者会見で、サアド派はライバルのズバイル派が広めたとされる「混乱」と「誤報」に対処するため、イスラム学者を交えた公開討論会を開くことも提案した。
カクライル・モスクのカティブ(指導者)であり、マウラナ・サード氏の支持者であるアジム・ウディン氏は、同団体は「ダワットとタブリーグのウラマーと一般会員」という旗印の下で活動しており、政治的な要素はなく、平和的な原則に従っていると語った。
アジム・ウディン氏はズバイル派が「学者に影響を与え、マドラサの学生を利用して不和を作り出している」と非難し、それが宗教的調和を損なっていると主張した。
同氏はまた、昨日スーラワルディ・ウディヤンで行われたズバイル派の集会を批判し、「虚偽で誤解を招く発言」がなされ、国民の混乱を招いたと主張した。アジム氏によると、サアド派は11月3日に団結を呼びかけたが、「ズバイル派の挑発」がタブリーグ・ジャマート内の分裂を助長したという。
親サアド派が提案する討論会には、ダルル・ウルーム・デオバンドのマウラナ・アルシャド・マダニ氏やパキスタンのムフティ・タキ・ウスマニ氏など著名な学者が司会者として参加する。記者会見によると、討論会はバイトゥル・ムカラム国立モスクで開催される予定で、政府顧問、法執行機関、メディア関係者らが出席する予定だという。
サアド派は、もし集会が開かれるなら生放送されるだろうと述べた。
さらに、自らを「主流派」タブリーグ・ジャマートと称するサアド派グループは、カクライル・モスクとビスワ・イジュテマの敷地の管理権を彼らに引き渡すよう要求した。
彼らはまた、2018年にトンギ・イジュテマでタブリーグ派のメンバー2人が死亡した事件や、キショアガンジ、ブラフマンバリア、ダッカで負傷者や死傷者を出した事件を受けてズバイル派のメンバーに対して提起された訴訟について、迅速な法的措置を取るよう求めた。
同派はさらに、信者の煽動を防ぐため、バングラデシュ全土のモスクでの分裂的な演説の禁止を要求した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241107
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/allow-maulana-saad-attend-ijtema-3746321
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