[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日、米ドルの下落に支えられ1%以上上昇し、一方で連邦準備制度理事会は広く予想されていた通り0.25%の金利引き下げを行った。
金現物は、水曜日に3週間ぶりの安値に下落した後、東部標準時午後2時22分(グリニッジ標準時午後19時19分)時点で1.2%上昇し、1オンス当たり2,691.36ドルとなった。米国の金先物は1.1%上昇し、2,705.80ドルで引けた。
米連邦準備銀行(FRB)は2日間の政策会合の終わりに、政策担当者らが雇用市場が「全般的に緩和」していることに注目し、翌日物金利の基準を4.50~4.75%の範囲に引き下げた。
米国の金利低下はドルと債券利回りに圧力をかけ、利回りの低い金の魅力を高めている。
独立系金属トレーダーのタイ・ウォン氏は「金相場は引き続き強い強気相場にあり、選挙から今日のFRBの決定まで今週起こるいかなる出来事もそれを変える可能性は低い」と述べた。
「パウエル議長が本日、利上げ休止に傾かない限り、金は昨日の反射的な下落を取り戻す可能性が高い」とウォン氏は付け加えた。
ドル指数は、共和党のドナルド・トランプ前大統領が火曜日の大統領選挙で勝利したことを受けて4カ月ぶりの高値に上昇した後、他の通貨に対して0.6%下落した。[USD/]
LSEGのデータによると、トレーダーは現在、FRBが12月にさらに25ベーシスポイントの利下げを行うと見込んでいる。
投資家たちは現在、金融政策の方向性に関するさらなる手がかりを得るために、東部標準時午後2時30分に予定されているジェローム・パウエルFRB議長の記者会見での発言を期待している。
一方、銀現物は1.8%上昇して1オンス当たり31.71ドル、プラチナは0.6%上昇して992.65ドル、パラジウムは1.3%下落して1,021.25ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241109
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-holds-firm-after-us-fed-rate-cut-softer-dollar-1731088302/?date=09-11-2024
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