[Financial Express]ロイター通信が報じたところによると、インドの10月のパーム油輸入量は、祝日需要と、最近の輸入量が例年より少なかったことで枯渇した在庫を補充するために精製業者が購入を増やしたことにより、9月より60%増加し、845,682トンとなったとインド溶剤抽出協会(SEA)が水曜日に発表した。
世界最大の植物油輸入国による購入量の増加は、主要生産国であるインドネシアとマレーシアのパーム油在庫の減少につながり、指標となる先物価格を支える可能性がある。
インド人はここ数週間、ダシェラ祭りとディワリ祭りを祝い、お菓子や揚げ物の消費量が増加した。
業界団体によると、大豆油の輸入量は前月比11%減の34万1818トン、ひまわり油の輸入量は前月比56.5%増の23万9116トンとなった。
東南アジア食糧庁によると、10月31日までの2023~24年度の食用油の輸入量は、国内の油糧種子の収穫量増加と価格上昇により需要がある程度圧迫されたため、前年の1647万トンから1596万トンに減少した。
今年の植物油の総輸入量は1,620万トンで、前年比約3%減となった。大豆油の輸入量は6.4%減の344万トン、ひまわり油の輸入量は16.8%増の351万トンとなった。
インドは主にインドネシア、マレーシア、タイからパーム油を購入しているが、大豆油とヒマワリ油はアルゼンチン、ブラジル、ロシア、ウクライナから輸入している。
SEAは、国内の油糧種子の収穫量が過去最高を記録する見込みであることから、インドの2024/25年度の食用油輸入量は100万トン減少する可能性があると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241114
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/indias-oct-palm-oil-imports-rise-60pc-1731511581/?date=14-11-2024
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