[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は前日の取引で約2カ月ぶりの安値に下落した後、米国のインフレデータや連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言を前にドルが一服したことから、水曜日は安値買いで上昇した。
金現物は火曜日に9月20日以来の安値を付けた後、11時33分GMT時点で0.4%上昇し1オンス当たり2,607.99ドルとなった。米国の金先物は0.3%上昇し2,613.90ドルとなった。
時間の経過に伴う指標を追跡する「オンスあたりの米ドルでのスポット金価格」というタイトルの折れ線グラフ。
米ドル指数は主要通貨に対して6カ月ぶりの高値に上昇した後、0.1%下落した。
「金は選挙後に大幅に下落したが、中期的な金強気派にとっては再び魅力的に見えるようになった。FRBは依然として利下げの道を歩んでいるが、利下げ幅がすでに50ベーシスポイントから25ベーシスポイントに減速していることも忘れてはならない」とクオンタティブ・コモディティ・リサーチのアナリスト、ピーター・ファーティグ氏は述べた。
FRBは先週、金利を0.25%引き下げた。CMEのフェドウォッチツールによると、トレーダーらは12月のFRB会合で25bpの利下げが行われる可能性を62%とみており、1週間前の70%から上昇している。金利低下は、利子を生まない金保有の魅力を高める。
先週、金価格は、ドナルド・トランプ氏の勝利の影響とそれが米国の金利予想に及ぼす潜在的な影響を市場が受け止めたため、過去5か月間で最大の週間下落を記録した。
木曜日、銀現物は0.5%上昇して30.87ドル、プラチナは0.2%下落して945.59ドル、パラジウムは0.7%上昇して950.58ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241114
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-rises-from-two-month-low-1731511486/?date=14-11-2024
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