[Financial Express]ニューヨーク、11月14日(ロイター):長年の政敵であるドナルド・トランプ次期米大統領とジョー・バイデン大統領は14日、政策をめぐる深い意見の相違にもかかわらず、円滑な権力移譲を示すことを目的とした友好的な会談で、ウクライナと中東問題について協議した。
二人のアメリカ指導者はホワイトハウスの大統領執務室で燃え盛る暖炉の前に並んで座っていたが、両者の間の緊張関係を裏切るような平和な光景だった。
「彼らは国家と世界が直面している重要な国家安全保障と国内政策の問題について議論した」とホワイトハウス報道官のカリーヌ・ジャンピエール氏は記者団に語った。「非常に心のこもった、非常に礼儀正しく、内容の濃い会談だった」
会談は約2時間続いたと彼女は語った。ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官は記者団に対し、バイデン氏は、強く安定した欧州は米国が戦争に巻き込まれるのを防ぐため、ウクライナへの支援は米国の国家安全保障にとって良いことだと主張したと語った。
トランプ氏はロシアとウクライナの戦争を迅速に終わらせると約束したが、その方法については言及しなかった。トランプ氏はニューヨーク・ポスト紙に対し、バイデン氏との会談で「中東について非常に多くのことを話した」と語った。「私は、我々の現状について彼の見解を知りたかった。そして彼はそれを私に教えてくれた。とても親切だった」と同紙はトランプ氏の発言を引用した。
民主党のバイデン氏は2020年の選挙でトランプ氏を破ったが、共和党のトランプ氏との討論会で惨敗した後、7月に2024年の選挙から撤退した。カマラ・ハリス副大統領が候補者となったが、トランプ氏に敗れた。
両氏は円滑な政権移行について語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241115
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-biden-discuss-different-issues-in-white-house-meet-1731598534/?date=15-11-2024
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