[The Daily Star]バングラデシュのウルドゥー語圏のコミュニティは、尊厳のある永続的な復興を達成する上で課題に直面し続けていると、昨日ダッカ大学で行われたセミナーの講演者が語った。
このコミュニティの住民の多くは、何十年もこの国で暮らしているが、いまだに自分たちがバングラデシュ人なのか、パキスタン人なのか、それともビハール人なのかというアイデンティティの問題に取り組んでいる。
「彼らに尊厳を与えてください。もうたくさんです。彼らを認める時が来たのです」と難民・移住移動研究ユニット(RMMRU)事務局長のCRアブラー博士は語った。
「キャンプ内のウルドゥー語コミュニティの尊厳ある恒久的なリハビリテーション:全国代表者会議と対話」と題されたセミナーは、ダッカ大学のRCマジュムダール講堂でRMMRUが主催した。
人口約50万人のこのコミュニティは、特に言語に関して差別に直面している。コラムニストで政治アナリストのザヘド・ウル・ラーマン氏は、包括性の必要性を強調し、「多様性は私たちの社会の美しさです。バングラデシュに住んでいてウルドゥ語を話す人が、なぜバングラデシュ人になることを強制されなければならないのでしょうか?」と述べた。
バングラデシュ報道研究所のファルク・ワシフ所長は、ウルドゥ語話者コミュニティを保護する法律がないため、過激な国家主義に煽られて、彼らの土地が没収され、家が焼かれ、命が奪われる可能性があると述べた。
人権活動家のシリン・パルビン・ハック氏は、コミュニティの苦境を強調し、「彼らは法的な差別と屈辱に直面している。私たちは彼らのためにすべきことを怠ってきた」と述べた。
2008年、高等裁判所はウルドゥー語を話すビハリ州民全員が市民権と投票権を持つ資格があると宣言した。
しかし、講演者たちは、効果的なリハビリテーションの欠如により、独立したバングラデシュにおいて彼らの平等と尊厳が否定され続けていることを強調した。
セミナーでは、これらの問題に対処し、社会における正当な地位を確保するために、緊急に共同で取り組むよう呼びかけた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241118
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/ensure-their-dignified-rehabilitation-3755156
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