ウクライナ、ロシアに向けて米国の長距離ミサイルを発射

[Financial Express]2025年にウクライナの勝者が決まる

ゼレンスキーは「戦争だ」と発言

キエフ、11月19日(BBC):ロシアは、米国が提供した長距離ミサイルをウクライナが同国に向けて発射したと発表した。その前日は米国がそのような攻撃を許可した日だった。

ウクライナは今朝、ロシアのブリャンスク州への攻撃に陸軍戦術ミサイルシステム(アタクムス)を使用したとモスクワの国防省が発表した。同省の声明によると、ミサイル5発が撃墜され、1発が損傷、その破片により同地域の軍事施設で火災が発生した。

この攻撃は、国際的に認められたロシア領土で長距離ミサイルが使用された初めてのケースであり、米国がウクライナにロシアへのアタクムミサイル発射の許可を与えたと示唆した直後に行われた。モスクワは月曜日、このような攻撃があれば「適切かつ具体的な対応」を取ると述べた。ウクライナは既に1年以上にわたり、ロシア占領地域でアタクムミサイルを使用している。

このミサイルは最大300キロ(186マイル)の距離にある標的を攻撃でき、迎撃は困難だ。キエフはミサイルを使って、ウクライナ軍が1000平方キロ以上の領土を掌握しているクルスク地域周辺を含むロシアのより奥深くを攻撃できるようになった。ウクライナと米国の当局者は、この地域で反撃が行われると予想していると伝えられている。

ロシア国防省は声明で、攻撃は午前3時25分(グリニッジ標準時午前0時25分)に開始されたと述べた。ミサイルの1発の破片が落下して発生した火災はすぐに消し止められ、死傷者はいなかったという。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は火曜日、ロシアの侵攻1000日目に議会で行った演説で、2025年が戦争の勝敗を決める決定的な年になるだろうと述べた。

ゼレンスキー大統領は、決定的な時期にウクライナに対し戦争への「耐性計画」を提示したが、これは米国がキエフに対し、ロシア領土への米ミサイル発射を待望の承認を与えた後の発言だった。

「決定的な瞬間が来年に訪れるが、この時、世界中の誰にも我が国全体の回復力を疑わせてはならない。」


Bangladesh News/Financial Express 20241120
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/ukraine-fires-long-range-us-missiles-into-russia-1732031640/?date=20-11-2024