挨拶を交わしたため停職処分!

挨拶を交わしたため停職処分!
[The Daily Star]ダッカ首都圏控訴裁判所の職員が、ダッカ首都圏首席治安判事裁判所(CMM)の敷地内で元食糧大臣のカムルル・イスラム氏と会話した疑いで昨日停職処分を受けた。

同裁判所のナジールであるシャー・ムド・マムーン氏の停職処分は、殺人事件の勾留審問のため同裁判所に連行された際、同氏が元大臣と挨拶を交わしたとBNP支持派の弁護士らが主張してから数時間後に下された。

メトロポリタン・セッションズ裁判所の行政官アブ・ハサン氏はデイリー・スター紙に「マムン氏は、今朝CMM裁判所で起きた事件をめぐる陳述書を受け取ったが、答弁が不十分だったため停職処分となった」と語った。

同じ裁判所に勤務する職員は、名前を明かすことを望まなかったが、「マムン氏は、BNP支持派の弁護士らが首都控訴裁判所の判事に対し、本日CMM裁判所で元大臣のカムルル氏に返答したことに対する処罰を求めて口頭で訴えたため、停職処分となった」と語った。

マムン氏は、「CMM裁判所での個人的な仕事を終えてオフィスに戻ろうとしていたとき、突然、カムルル元大臣が私に身振りをしながら『ナジール』と叫び、調子はどうかと尋ねてきた。私は返事をしてその場を立ち去った。その後何も起こらなかった」と語った。

裁判所職員によると、午後1時10分頃、BNPが支援する弁護士団がメトロポリタン・セッションズ裁判所1階にあるマムン氏が座っている事務所を破壊した。

職員のミザヌール・ラーマン氏によると、襲撃当時、マムン氏はオフィスの部屋にいなかったという。

連絡を受けたBNP支持派弁護士団体のリーダー、サイード・ナズルル・イスラム氏は、「憤慨した弁護士らがナズル氏の事務所を破壊したが、彼らが我々の支持者かどうかは分からない」と語った。

裁判所事務官のアブ・ハサン氏は、当局は午後9時半まで事務所の破壊行為に関していかなる訴訟も一般記録も提出していなかったと述べた。

一方、BNP支持派の弁護士マルジア・ヘラ氏は昨日、マムン氏に対して必要な措置を取るようCMMに書面で苦情を提出した。

マルジア氏は訴状の中で、昨日彼女と同僚の弁護士らが追加のCMM第4法廷に出席した際、マムン氏がカムルル・イスラム氏と意見を交換し、同氏の息子が法廷に入るのを手伝ったと述べた。

事件から数時間後、法務省の職員がメトロポリタン・セッションズ裁判所の当局にマムン氏に対する措置を取るよう要請した。裁判所職員はデイリー・スター紙に、これを受けて同氏は停職処分を受けたと語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20241120
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/suspended-exchanging-greetings-3756756