高等裁判所:弁護士らがジアウル・ラーマン氏に関する発言で裁判官に卵を投げつける

高等裁判所:弁護士らがジアウル・ラーマン氏に関する発言で裁判官に卵を投げつける
[The Daily Star]昨日、弁護士団がモハンマド・アシュラフール・カマル判事に卵を投げつけ、同判事が「判決文で故ジアウル・ラーマン大統領について否定的な発言をした」として高等法院の審理を終わらせるよう強制した。

昼食後、アシュラフール判事とカジ・ワリウル・イスラム判事の法廷は、最高裁判所敷地内のビジョイ71高等裁判所ビルの満員の法廷32で事件の審理と処理を行っていた。

午後2時半頃、弁護士らが法廷に入り、アシュラフール判事に対し、判決文で独立宣言者のジアウル・ラーマン氏について否定的な発言をしたため、判事としての職務を全うする権利はもうないと告げたと、高等裁判所の職員が匿名を条件にデイリー・スター紙に語った。

当局者は、弁護士らは数年間被告を容認してきたとも裁判官に伝えたと述べた。

ある時点で、数人の弁護士がアシュラフール判事に卵を投げつけた。しかし、卵はカレンダーに当たった。

その後、高等裁判所の判事2人は抗議する弁護士らに何も言わずに法廷を去ったと当局者は述べ、弁護士らを知らないと付け加えた。

事件発生後、裁判官は法廷に出席しなかった。

連絡を取ったところ、アシュラフール判事率いる高等裁判所の他のスタッフ数名は、この事件についてコメントすることを拒否した。

最高裁判所書記官のアジズ・アハメド・ブイヤン氏に何度も電話でコメントを求めたが、連絡が取れなかった。

しかし、最高裁判所書記官事務所の職員は本記者に対し、最高裁判所の関係当局にはこの事件について報告済みであると語った。

一方、BNP支持派の弁護士で、最高裁判所弁護士会元次長のモハマド・マブブール・ラーマン・カーン氏はデイリー・スター紙に対し、アシュラフール判事は2016年に高等裁判所の下級判事だった際に「アサドゥッザマン対バングラデシュ」事件の判決で故ジアウル・ラーマン大統領について非常に否定的で予想外の発言をしたと語った。

判決の中で、アシュラフール判事は、ジアウル・ラーマン少将は、国家の父とその家族の殺害者の協力者であるだけでなく、国家指導者4人の殺害者でもあると指摘した。彼はまた、バンガバンドゥとその家族の殺害者を大使や国会議員などに任命することで報奨を与えた。

「彼のさらに凶悪な行為は、政府が賠償法案を制定し、選出された大統領、国家の父、そしてその家族の殺人犯の裁判を中止させたことだ。

「ジアウル・ラーマン少将が、建国の父バンガバンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマンとその家族の殺害者、そして国家指導者4人の殺害者と手を組み、完全に違法かつ違憲的に大統領職を奪取し、一言で言えば、銃口を突きつけて国民の機関を奪取したのを見て、国民は驚愕した」とアシュラフール判事は判決文で述べた。

彼は2010年12月12日に高等裁判所の追加判事として2年間任命され、シェイク・ハシナ政権下の2012年12月10日にその任務が確認された。

マフブブール弁護士は、一部の弁護士らが昨日午後、高等裁判所書記官ムンシ・モシアル・ラーマン氏をしばらくの間事務所に監禁し、同氏が「8月10日の司法クーデター」の黒幕の一人であり、ファシスト政権の側近であったため、同氏の名前札を事務所から取り外したとも付け加えた。

モシアル判事はナラヤンガンジの判事だった頃、多くの下級裁判所判事をゴパルガンジのトゥンギパラに訪問するよう強要したと、BNP支持派の弁護士団体、バングラデシュ・ジャティオタバディ・アインジビ・フォーラムの広報担当マブブール氏が主張している。

モシアル氏に電話でコメントを求めたが、回答は得られなかった。

抗議活動を行う学生たちの要求により、10月20日以降、高等裁判所の判事12人が司法手続きから遠ざけられている。

8月10日、当時の最高裁判所長官オバイドゥル・ハッサン氏と最高裁判所上訴部のその他の5人の裁判官は、8月5日のアワミ連盟政権の追放を受けて辞任を求める学生デモが続く中、辞任した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241128
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/high-court-lawyers-hurl-eggs-judge-remark-ziaur-rahman-3763096