[Financial Express]シンガポール/ロンドン、12月3日(ロイター):国営カタールエネルギーは、石油・ガス大手シェルと、中国向け液化天然ガス(LNG)を供給する長期売買契約を締結した。
カタールエネルギーは月曜日の声明で、この契約は年間300万トンのLNGを供給するものであり、契約は2025年1月に開始されると付け加えた。
カタールエナジーは、今回の合意は中国のLNG市場の継続的な成長を浮き彫りにするものだと付け加えたが、シェルとの供給契約の期間がどのくらいになるかについては明らかにしなかった。
商社や業界筋4人によると、この量はシェルの中国ポートフォリオの供給プールに送られることになるという。
中国は世界最大のLNG輸入国だ。同国の税関データによると、同国は2023年に7100万トンの超冷却燃料を輸入し、2021年には過去最高の約7900万トンを輸入した。
シェルは、アジア経済の成長と、最も汚染の少ない化石燃料であるガスが発電において石炭に取って代わることにより、LNG市場は2023年の年間約4億トンから2040年までに約50%成長すると予測している。
好調なLNG販売により、シェルの第3四半期の利益は60億ドルとなり、予想を12%上回った。
世界最大のLNG取引業者であるシェルやBPなどの企業は、長期契約で約束されていたガスが供給されなかったことで数十億ドルの利益を失ったと述べている。ベンチャー・グローバルLNGは、ルイジアナ州のプラントがまだ完全に稼働していないと主張している。
カタールは米国とオーストラリアに次ぐ世界第3位のLNG輸出国だ。分析会社クプラーのデータによると、今年これまでに7,300万トンのLNGを輸出している。
Bangladesh News/Financial Express 20241204
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/qatarenergy-signs-long-term-lng-deal-with-shell-for-delivery-to-china-1733249924/?date=04-12-2024
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