[Financial Express]ベイルート、12月3日(AP通信):シリア反政府勢力は、ハマ市中心部に向けて大規模な攻勢を仕掛け、4つの町を制圧したと反政府活動家らが火曜日に報じた。一方、政府軍はハナセル村を奪還し、シリアで続く紛争の流動的で暴力的な性質を浮き彫りにした。
サラフィー主義ジハード主義者のハヤト・タハリール・アル・シャームとトルコが支援する戦闘員が率いる反乱軍は現在、シリア第4の都市ハマから約10キロの地点に陣取っている。この数日間でアレッポとイドリブ県の一部でも攻勢が広がっている。
反政府勢力の軍事作戦管理局は、ハルファヤ、タイバト・アル・イマーム、マールディス、ソランの占領中に政府軍兵士50人を殺害したと報告した。英国に拠点を置くシリア人権監視団はこれらの成果を確認し、政府支持メディアは同地域で激しい衝突と砲撃があったと報じた。シリアとロシアの空軍はこれに応じて激しい空爆を開始した。
反撃で、政府軍は先週失ったアレッポへの主要道路沿いの戦略的な村、ハナセルを奪還した。
東部では、クルド人主導のシリア民主軍(SDF)が親政府軍から7つの村を奪取したと主張したが、シリア国営メディアは攻撃が撃退されたと伝え、この主張を否定した。
トルコのハカン・フィダン外相は反政府勢力の急速な進撃についてコメントし、シリアのバッシャール・アサド大統領に反政府勢力との和解を求めた。しかしアサド大統領は一貫して反政府勢力すべてをテロリストとみなし、政治的対話を拒否している。
反アサド派の主要支援国であるトルコは、クルド人武装勢力による安全保障上の脅威に対処し、300万人を超えるシリア難民の帰還を促進するため、シリアとの関係正常化に取り組んでいる。アサド大統領は、関係正常化の前提条件として、トルコがシリア北部から軍を撤退することを要求している。
Bangladesh News/Financial Express 20241204
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/syrian-insurgents-seize-four-towns-1733250936/?date=04-12-2024
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