[Financial Express]北京、12月4日(ロイター):ドイツのビジネスロビー団体は水曜日、中国でのドイツ企業の景況感が過去最低水準にあると発表。中国との競争激化と経済減速に直面している。
ドイツ企業の半数以上が、今年、業界の状況が悪化したと回答したと中国ドイツ商工会議所が調査を引用して発表した。一方、2025年に改善すると予想する企業はわずか32%で、これは2007年の統計開始以来最低の数字だ。
「今年はドイツ企業の大多数にとって厳しい年となり、事業見通しの下方修正を余儀なくされた」とドイツ商工会議所中国東部支部のクラス・ノイマン会長は述べ、ドイツ企業の92%が19兆ドル規模の経済の中で事業を継続する計画だと付け加えた。
ドイツは中国にとって最大の欧州パートナーであり、中国に多額の投資を行っている著名なドイツ企業には自動車メーカーのフォルクスワーゲンやBMW、自動車部品サプライヤーのボッシュなどがある。
このドイツの調査は、中国で事業を展開する企業に対する英国の感情調査が悲観的な見通しを示したわずか翌日に行われた。
中国に対する信頼の表れとみられる外国直接投資は総投資額のわずか3%を占めるに過ぎず、2年連続で減少している。
同商工会議所によると、今後2年間に中国への投資拡大を計画しているドイツ企業51%のうち87%は、現地の競争相手に追いつくための投資が主な動機であり、年間8ポイントの増加となっている。
同商工会議所はまた、中国の習近平国家主席の自給自足政策「中国製造2025」により、地元の顧客が地元の生産者からの購入を選択するようになり、企業が初めて「中国製品購入」の傾向に直面していると報告していると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241205
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/german-firms-china-market-sentiment-falls-to-record-low-1733334439/?date=05-12-2024
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