キューバで電力網が故障し全国停電

[Financial Express]ワシントン、12月4日(AFP):キューバ政府は、水曜夜に同国の電力網が故障し、全国的な停電が発生し、2か月間で3度目となる暗闇に陥ったと発表した。

エネルギー鉱山省はソーシャルメディアへの投稿で、午前2時8分に「アントニオ・ギテラス火力発電所が停電したため、電気系統が切断された」と述べた。

声明では、電力復旧に取り組んでいるとも付け加えた。

10月中旬、数週間にわたる長期停電の後、資金難に陥った島国を大規模な停電が襲い、首都ハバナの生活は事実上停止状態に陥った。学校は閉鎖され、公共交通機関は停止し、信号機は機能しなくなった。

この停電の原因は、水曜日の停電と同じく、キューバの8つの石炭火力発電所の中で最大のアントニオ・ギテラス発電所の故障だった。

翌週には国内のほとんどの地域で電力が復旧したが、11月初旬にハリケーン・ラファエルが島を襲い、再び全国の電力網が機能停止した。

共産党当局は、これまでの停電の原因を、ドナルド・トランプ氏の初代大統領時代に60年続いた米国の貿易禁止措置が強化されたことによる、国内の火力発電所の燃料調達の困難さにあるとしている。

しかし、島はより広範な経済不況にも見舞われており、専門家によれば、一党独裁国家に多額の補助金を出したソ連の崩壊以来最悪の経済危機となっている。


Bangladesh News/Financial Express 20241205
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/nationwide-blackout-as-power-grid-fails-in-cuba-1733335490/?date=05-12-2024