【Financial Express】バングラデシュのAH・マームード・アリ外相は、ロヒンギャの本国送還について、今週中にミャンマーと覚書を交わすことに楽観姿勢を示した。
「そのチャンスがあるように思います」
火曜日、ネピドーで開かれたASEM外相会議のあと、記者団に話した。
ASEM外相会議でバングラデシュ代表団を率いるため、外相は現在ミャンマーにいる。本国送還プロセスを話し合うため、水、木曜日にスー・チー氏と会談する予定だ。
バングラデシュはミャンマーと二国間協議中のため、チャンスがあると見ている。
「明日(水曜日)に二国間会談を始めます。それからです」
ASEM会議の席上、二国間協議を行った外相の意向を聞いたところ、彼らはバングラデシュへの支援を拡大すると述べたという。
これまでアジアと欧州諸国の外相は、ロヒンギャ問題について多くの分野で合意してきた。
その中には敵対行為の即時中止、流出の停止、バングラデシュへ逃れたロヒンギャの早期返還がある。
また、永続的解決策のため、コフィ・アナン委員会勧告の実施を求めている。
月曜日朝、外相はラカイン問題に関する非公式説明会に出席し、問題について話し合った。
ミャンマー、バングラデシュ、中国、インド、インドネシア、エストニア、ドイツ、マルタ、ロシア、ルクセンブルグ、フランス、タイ、ハンガリー、フィンランド、スウェーデン外相や、EUの高官らが参加した。
国際的な圧力の中、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問は今週、バングラデシュと覚書(MOU)を取り交わすことを希望した。
UNBによれば、MoUの締結で全てのロヒンギャが故郷ミャンマーへ帰還することが可能になるという。
バングラデシュは8月25日以来、ミャンマーの暴力から逃れてきた62万2千人以上のロヒンギャを抱え、様々な課題に直面している。
Bangladesh News/Financial Express Nov 21 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/national/rohingya-repatriation-deal-this-week-hopes-fm-1511276992
翻訳:吉本
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