ロシアとベラルーシ、安全保障条約に署名へ

ロシアとベラルーシ、安全保障条約に署名へ
[Financial Express]モスクワ、12月6日(ロイター):ロシアとベラルーシは、両国の利益のために相互安全保障保証に関する条約を締結する予定であると、クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏が金曜、国営通信社RIAに語ったと報じられた。

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、旧ソ連の2つの共和国と隣国間の国境を越えた連合と同盟である連合国家の25周年を記念して、金曜日にミンスクでロシアのウラジーミル・プーチン大統領を首脳会談に迎える予定だった。

RIA通信は、ペスコフ通信員が条約について「これは完全に相互的な取り組みだ。事態の展開の論理そのものが、このような文書の必要性を物語っている」と述べたと報じた。

プーチン大統領は先月、ロシアに対する核攻撃の敷居を下げるとともに、モスクワの核の傘を主要同盟国であるベラルーシにまで拡大する改正案を承認した。1991年のソ連崩壊後、ベラルーシから核兵器は撤去されたが、プーチン大統領は昨年、ロシアが西側諸国に対する抑止力として同国に戦術核ミサイルを配備していると発表した。

1994年以来ベラルーシの権力を握っているルカシェンコ大統領は10月、現在ベラルーシに配備されているロシアの核兵器の使用には自身の同意が必要だと述べた。モスクワとミンスクは定期的に合同軍事演習を行っており、ロシア主導の旧ソ連軍事連合は来年9月にベラルーシで演習を行う予定である。


Bangladesh News/Financial Express 20241207
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/russia-belarus-to-sign-treaty-on-security-guarantees-1733502046/?date=07-12-2024