[The Daily Star]インドは月曜日、前任者の任期終了予定日の前日に、財務省官僚のサンジェイ・マルホトラ氏を中央銀行総裁に任命した。
前任者のシャクティカンタ・ダス氏の任期が再び延長されるかどうかについて数週間にわたり憶測が飛び交った後、マルホトラ氏は世界第5位の経済大国の金融政策の舵取りを担うことになる。
インド内閣の人事委員会からの通知によると、マルホトラ氏は水曜日から「3年間」の任期でインド準備銀行(RBI)のトップに任命されたという。
財務省のウェブサイトによると、マルホトラ氏は工学部卒で、プリンストン大学で公共政策の修士号を取得している。
現在、歳入長官を務める同氏は、経済成長の鈍化に伴いインド準備銀行に金利引き下げの圧力が高まる中で、責任者となる。
インドの経済は9月四半期に5.4%拡大したが、これはほぼ2年ぶりの低水準で、インド準備銀行の予想である7%を大きく下回った。
それにもかかわらず、中央銀行の金融政策委員会は、インフレリスクが継続していることを理由に、2023年2月以降、金利を6.50%に据え置いている。
インド国内のメディア報道では、9-12月期のGDPが予想を下回ったことを受けて、2018年にRBI総裁に初めて任命されたダス氏の将来について憶測が飛び交っていた。ニルマル・バン・インスティテューショナル・エクイティーズのアナリスト、テレサ・ジョン氏はメモで「政府の複数の閣僚らは、食品価格を除いたインフレを考慮して金利引き下げが必要だと声を上げている」と述べた。
マルホトラ氏は「政府関係者の現在の考え方に精通しており、彼らの意見に耳を傾ける可能性が高い」と付け加えた。
ジョン氏は、成長が「インド準備銀行の予測を下回る」可能性が高まっており、自社は2月までに金利が引き下げられると予想していると述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241211
https://www.thedailystar.net/business/news/india-appoints-new-central-bank-chief-3773201
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