政治はもはやACCに影響を与えない

政治はもはやACCに影響を与えない
[The Daily Star]汚職防止委員会(ACC)は今後いかなる政治的イデオロギーや偏見にも影響されない、と昨日就任した同委員会の新委員長モハマド・アブドゥル・モメン氏は述べた。

「汚職の完全な根絶を約束するのは正しくないだろう。しかし、我々は最善を尽くすよう努めなければならない。我々は中立を保ち、法律を遵守する」と同氏は委員会での記者会見で述べた。

モメン氏は、ACC 内部の腐敗によって生じる潜在的な課題を認識した。

「社会が腐敗していれば、ACCも腐敗の影響を受ける可能性がある。私に対しても告発があり、調査すべきだ。誰に対する告発も公平かつ誠実に検討されるべきだ」と彼は語った。

「汚職は不平等の根本原因だ。あらゆる分野で汚職が削減されれば、不平等は減少するだろう。汚職削減に成功すると確信している。課題に取り組むために、皆様の協力を求めます」と同氏は付け加えた。

モメン氏は、モイヌディン・アブドラ氏が率いた前委員が10月29日に辞任してから42日後に正式にACCの責任者に就任した。

行政省は今週初め、新委員会の任命に関する公式通知を発行した。

一方、トランスペアレンシー・インターナショナル・バングラデシュ(TIB)は、新たに任命されたACC会長と委員に対し、収入と資産の明細書を公開して透明性を確保するよう求めた。

また、ACCに対し、汚職疑惑や政治的提携に関する立場についての説明も求めた。

これに対し、モメン氏は「今後7日以内に、私を含めた委員会全体の資産明細を公表する」と述べた。

同氏は自身に対する疑惑について、「苦情は2009年に遡り、2009年から2022年の間に複数回調査されてきた。今年8月5日の移行よりずっと前の2023年に、ACCは疑惑が事実無根であると認定した」と述べた。

「暫定政府は他の政権のような政治的性格を帯びていない。その目的は政治に左右されることなく国民とともに前進することであり、我々は公平かつ誠実に活動していく」と同氏は付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241212
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/politics-wont-influence-acc-any-longer-3774111