NBR、ヒマワリ油、キャノーラ油への輸入税を全廃

[The Daily Star]国家歳入庁(NBR)は昨日、輸入を促進し、食用油の供給を増やし、国内市場での高騰する価格を抑えるため、ヒマワリ油とキャノーラ油に対する輸入税を全面的に撤廃した。

この決定は、バングラデシュ貿易関税委員会(BTTC)が政府に対し、市場に提供する食用油の種類を増やすため、ヒマワリ油とキャノーラ油または菜種油の輸入税を引き下げるよう勧告してから2週間後に下された。

税務局は、これらの種類の油の輸入に対する税制優遇措置は来年3月31日まで有効であると述べた。

NBRは本日のプレスリリースで、関税引き下げによりこれらの石油の輸入コストが1リットルあたり40~50タカ削減されると発表した。

すでに長引くインフレに悩まされているバングラデシュの消費者は、過去3か月間に食用油の価格が上昇するのを目の当たりにしてきた。

この増加は、パーム油の世界二大生産国であるマレーシアとインドネシアでのパーム油生産量の減少による国際価格の上昇と供給懸念によって引き起こされており、両国はバイオディーゼルへのパーム油の使用にますます注力している。

バングラデシュは、年間約230万トンの食用油の国内需要を満たすために、主に輸入に依存しています。

バングラデシュ貿易公社がまとめた市場価格データによると、日曜日の未包装パーム油の平均価格は1リットルあたり156.5タカで、前年比23パーセント上昇した。

供給不足により小売店でパッケージ入りの油が不足し、大豆油の価格も上昇した。

こうした背景から、BTTCは先週、国内供給を増やすため、原油および精製米ぬか油の輸出に25%の規制関税を課すよう政府に勧告した。

昨日、NBRは、国際市場からのパーム油と大豆油の輸入にかかる付加価値税(VAT)を5%に引き下げるとともに、ヒマワリ油とキャノーラ油の輸入にかかる付加価値税も5%に引き下げると発表した。

輸入関税が撤廃される前は、原油ヒマワリ油の輸入業者は関税と税金として購入価格の31%を支払う必要があったが、精製油の場合は32%だった。

BTTCは先に商務省とNBRに送った報告書の中で、生のキャノーラ油の場合、総輸入関税と税金は37%、精製版の場合は58%だと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241217
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/nbr-removes-all-import-taxes-sunflower-canola-oil-3778111