[Financial Express]汚職防止委員会(ACC)は、シェイク・ハシナ元首相とチューリップ・シディク氏を含むその家族が、ループル原子力発電所(RNPP)からの50億ドル(5900億タカ)以上を含むさまざまなプロジェクトを通じて資金を横領したとの疑惑について調査を開始した。
ACCの上級役員が火曜日にこれを確認した。
この調査は、国民民主運動(NDM)のボビー・ハッジャジ議長が9月3日に提出した令状請願に応じて高等裁判所が出した命令を受けて行われた。請願は、疑惑の調査を求め、ループル・プロジェクトに関するACCの不作為を訴えていた。
12月15日、高等裁判所はACCに対し、この件の調査における不作為が違法とされない理由を説明するよう求める判決を下した。
この疑惑は、軍事・防衛部門の汚職を専門とする国際調査機関、グローバル・ディフェンス・コーポレーションからの情報を引用した8月19日の新聞報道から生じたものである。
報告書によれば、ロシアの国営企業ロスアトムが実施したループル原子力発電所プロジェクトが、50億ドルの横領を助長した疑いがある。
資金はマレーシアの銀行を通じて送金され、サジーブ・ワゼド・ジョイ氏とチューリップ・シディク氏が仲介役を務めたと報じられている。
このプロジェクトは当初126億5000万ドルと見積もられており、必要な費用を大幅に上回ったため、大規模な横領の機会が生まれた。
グローバル・ディフェンス・コーポレーションは、チューリップ・シディク氏がシェイク・ハシナ政権とロシアとの合意締結にあたり重要な仲介役を務めたと主張している。その役割と引き換えに、チューリップ・シディク氏、シェイク・レハナ氏、その他の家族は横領された資金の30パーセントを受け取ったとされている。
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Bangladesh News/Financial Express 20241218
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/acc-launches-inquiry-against-ex-pm-hasina-her-family-members-1734456708/?date=18-12-2024
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