アマンの平均収量増加

アマンの平均収量増加
[Financial Express]今年のアマンシーズンの米の平均収穫量は増加しており、7月から8月にかけての洪水によりバングラデシュ14地区で生じた被害を補填できるとの期待が高まっている。

公式統計によると、これまでにアマンの収穫の56%以上が完了しており、農家は土地1ヘクタールあたり平均3.11トンの米を収穫している。

同国は昨年のアマンシーズンに過去最高の1670万トンの米を生産し、平均収穫量は1ヘクタール当たり2.90トンだった。

農業普及局(DAE)によれば、今年度は590万ヘクタールで1,760万トンという高い収穫が見込まれている。

しかし、7月から8月にかけて隣国インドからの大雨と突然の放水により南東部で壊滅的な洪水が発生し、約30万ヘクタールの農作物に深刻な被害が生じたとDAEの職員は述べた。

同氏によると、損失はあったものの、多くの場所での激しい雨と短時間の洪水が生産性の向上に貢献したという。

DAEの事務局長モハメド・サイフル・アラム氏は、これまでのところ1ヘクタール当たりの平均収穫量は3.11トンだと語った。

「アマンの収穫は推定56%に達しており、1月の第1週までに完了する予定だ」と彼は付け加えた。

アラム氏は、収穫が終わると平均収穫量は2.95~3.0トンになる可能性があると述べた。

洪水被害の後、アマンの農作物567万ヘクタールが畑に残されたと推定される。

アラム氏は、1ヘクタール当たりの収穫量の急増により、生産量は横ばい、もしくは若干増加する可能性があると指摘した。

しかし、アマンシーズン中は米の価格はまだ高値のままで、食料品店では粗米が1キロ当たり55~56タカ、中米が65~68タカ、細米が72~88タカで売られている。

季節的な洪水を受けて、暫定政府は民間部門の米輸入に対するほぼすべての関税を撤廃した。

公共部門も50万トンの輸入を試みている。

さらに、食糧局は70万トンの食糧穀物を目標に、毎年恒例のアマン調達を開始した。

[メールアドレス]


Bangladesh News/Financial Express 20241220
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/average-aman-yield-increases-1734635066/?date=20-12-2024