[Financial Express]コロンボ、12月20日(AFP):スリランカ海軍は金曜日、インド洋の島国ミャンマー沖でトロール漁船に漂流していた内戦で荒廃したミャンマーからロヒンギャ難民102人を救助し、無事に港へ移送したと発表した。
海軍報道官は、25人の子どもを含むこのグループはスリランカ東部の港町トリンコマリーに移送され、食料と水も提供されたと語り、「下船を許可する前に健康診断を受けなければならない」と述べた。
イスラム教徒が大部分を占めるロヒンギャ族はミャンマーで激しい迫害を受けており、毎年何千人もの人々が長い海の旅で命の危険にさらされており、その大半は南東のマレーシアやインドネシアへ向かっている。
しかし、漁師は木曜日の夜明けにスリランカ北部のムリバイカル沖で漂流するトロール船を発見した。
異例ではあるが、ミャンマー南西の公海を横断して約1,750キロ(1,100マイル)離れたスリランカへ向かう船はこれが初めてではない。
スリランカ海軍は2022年12月、同国沖で船上で遭難していたロヒンギャ難民100人以上を救助した。同海軍報道官は金曜日、言語の問題で難民らがどこに向かおうとしていたのか理解するのが困難だったと述べ、「最近のサイクロンによる天候」が難民らを進路から外した可能性を示唆した。2017年には、現在国連のジェノサイド裁判の対象となっている軍による弾圧により、数十万人のロヒンギャがミャンマーから隣国バングラデシュに逃れた。
Bangladesh News/Financial Express 20241221
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/sri-lanka-navy-rescues-boat-of-100-rohingya-refugees-1734713305/?date=21-12-2024
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