ルピーは記録的な安値を記録し、その後若干回復

ルピーは記録的な安値を記録し、その後若干回復
[The Daily Star]インドルピーは金曜日に史上最安値まで下落したが、ドル流入の可能性に支えられ、小幅上昇に転じた。ただし、下落は7週連続で続いた。

ルピーは対米ドルで85.0150で取引を終えた。前日の取引終了時の85.07ルピーから上昇し、取引開始前には85.10ルピーの安値を付けた。ルピーは前週比0.2%下落した。

トレーダーらによると、インド準備銀行による介入で新たな負担が生じたことが、この日の早い時間帯にルピー相場を支えたほか、セッション後半には外国銀行によるドル高オファーもルピー相場を支えた。これはFTSE株価指数のリバランスと関連していると思われる。

今週、ルピーが心理的に重要な85ルピー水準を下回ったが、中央銀行による定期的な介入により、ルピーに対する急激な下落圧力は抑えられた。

資本流入の低迷とインドの経済成長減速への懸念がルピーを圧迫しており、水曜日に連邦準備制度理事会が政策見通しをタカ派に転換したことで状況はさらに悪化した。

この日、ドル指数は0.2%下落して108.2となり、2年以上ぶりの高値から後退した。一方、投資家らが同日遅くに発表される米個人消費支出(PCE)インフレデータを待つ中、他のアジア通貨はまちまちだった。

FRBが政策決定で、インフレが依然として高いことを示唆し、2025年の利下げ見通しを9月に予想した100ベーシスポイントから50ベーシスポイントに引き下げたことで、この数字への注目が高まった。

データは、11月のコアPCEインフレ率が前月比0.2%となり、前月の0.3%から低下したことを示している可能性が高い。

三菱UFJ銀行はメモの中で、「投資家は引き続き、米国経済が2025年に向けて引き続き堅調な成長を遂げる最良の状態にあるとみており、短期的には米ドルの見通しは間違いなく良好である」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241222
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/indian/news/rupee-hits-record-low-recovering-slightly-3781676