[Financial Express]バングラデシュの法律顧問アシフ・ナズルル氏は、裁判官の政治的任命が司法の完全性を損なっていると述べ、バングラデシュの司法制度の抜本的改革が緊急に必要であると強調したとバングラデシュ連合ニュースが報じた。
「高等法院における政治的忠誠心に基づく判事の任命は、バングラデシュ司法の崩壊の大きな要因だ。『改革』という言葉がいかにデリケートで物議を醸すものであろうとも、我々にはそれに代わる選択肢はない」と彼は語った。
同顧問は月曜日、首都のチダップ講堂で統治研究センターが主催した「司法制度の民主的再建のための対話」と題する対話でこの発言をした。
同氏は採用文化を批判し、「裁判官が『ジャイ・バングラ』や『ジンダバード』といった政治スローガンへの忠誠心に基づいて任命されるなら、正義は望めない。我々はアプローチを再考し、単に勧告を出すのではなく、進捗状況を追跡するためのチャートなどの実行可能な枠組みを提供する必要がある」と述べた。
下級裁判所の独立性の問題に関しては、「我々はしばしば、下級裁判所の独立性、つまり高等裁判所に対する説明責任の確保のみに焦点を当てている。しかし、高等裁判所自体が最も腐敗し、政治に忠実な機関であるならば、司法の独立性をどうやって確保できるだろうか」と述べた。
アシフ・ナズルル氏は、透明性を高めるため、高等裁判所に独立した事務局または書記官事務所を設立することを提案した。「最高裁判所長官が提案したこの提案は検討中であり、その実施について協議を行う予定だ」と同氏は述べた。
彼はまた、検事総長室と検察庁への政治的干渉を排除するために「常設検察庁」の必要性を強調した。「このような制度は1.11政権時に提案されたが、アワミ連盟によって放棄された。我々は6ヶ月以内にこれを実施することを目指している」と彼は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20241224
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/judiciary-collapsed-for-political-appointment-of-judges-asif-nazrul-1734973826/?date=24-12-2024
関連