「私たちはみんな一つの家族です」

「私たちはみんな一つの家族です」
[The Daily Star]首席顧問のムハマド・ユヌス教授は昨日、この国ではあらゆる宗教の人々が一つの大きな家族のようだと語った。

「我々は少数派や多数派という言葉を聞きたくない。この国では我々は皆一つの家族であり、皆で共に生きる。これが我々の夢だ。この夢を実現するためには皆が前に進まなければならない」と彼は語った。

「我々は同じ国民だ。まずは国民としてのアイデンティティー、次に宗教だ。どの宗教も平和のメッセージを持っている。我々はその平和のメッセージを自らの中に確立しなければならない。そうして初めて違いはなくなる」と首席顧問は語った。

ユヌス教授は、ジャムナ迎賓館でクリスマスを祝ってキリスト教徒コミュニティの代表者らと挨拶を交わしながらこの発言をした。

宗教の平和というメッセージがすべての人の心に定着すれば、それぞれの宗教の中にもそれが見つかるだろうと彼は語った。

「そうすれば、他の宗教との違いはなくなるでしょう。私たちの子どもたちは美しい子供時代を過ごすことができるでしょう」とユヌス教授は語った。

この機会に、キリスト教指導者らは、ユヌス教授のリーダーシップの下、バングラデシュで寛大さと共同体の調和が育まれることを期待すると表明し、キリスト教コミュニティからの最大限の協力を教授に約束した。

バングラデシュのカトリック教徒の長であるベジョイ・N・ドゥクルーズ司教は、ユヌス教授の指導の下、バングラデシュが民主的で世俗的、非宗派的な国になるかもしれないと期待している。

キリスト教指導者たちは、クリスマスの機会にキリスト教宗教福祉信託に2500万タカを寄付した暫定政府に感謝した。

キリスト教指導者たちは首席顧問に聖書を一冊贈呈した。

宗教問題顧問のハリド・ホセインAFM博士が挨拶交換式を司った。

この機会には、法律顧問のアシフ・ナズルル教授、産業顧問のアディルール・ラーマン・カーン氏、環境顧問のサイエダ・リズワナ・ハサン氏が出席した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241225
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/we-all-are-one-family-3783806