[Financial Express]ベイルート、12月26日(AFP):レバノン駐留の国連平和維持部隊は26日、ヒズボラとの戦争が停戦したにもかかわらず、イスラエル軍が同国南部で「継続して」被害を与えていることに懸念を表明した。
停戦は、ガザ戦争をめぐってヒズボラが開始した国境を越えた銃撃戦が1年近く続いた後、イスラエルが爆撃作戦を強化し、その後レバノンに部隊を派遣してから約2か月後の11月27日に発効した。
それ以来、交戦国は停戦協定に違反したとして非難の応酬を続けている。
停戦合意に基づき、イスラエル軍が60日以上撤退する中、国連IFIL平和維持部隊とレバノン軍はイスラエル国境付近の南レバノンに再展開することになっていた。
国連IFILは木曜日の声明で、「レバノン南部の住宅地、農地、道路網におけるイスラエル国防軍による破壊が続いていることに懸念がある」と述べた。
声明ではさらに、「これは国連安全保障理事会が採択し、2006年のイスラエルとヒズボラの最後の戦争を終結させた決議1701に違反している」と付け加えた。
国連軍はまた、イスラエル軍のレバノンからの「適時撤退」と「決議1701の完全な履行」を求める要求を改めて表明した。
決議では、ヒズボラが支配する南レバノンにはレバノン軍と国連平和維持軍のみが駐留すべきであるとし、またイスラエル軍にレバノン領から撤退するよう求めている。
「不安定な敵対行為の停止を危険にさらすいかなる行動も中止しなければならない」と国連IFILは述べた。
同部隊は月曜日、イスラエル軍の撤退の「加速的進展」を促していた。
レバノンの国営通信社(NNA)は木曜日、イスラエル軍が南部で「大規模な」作戦を行っていると報じた。
同紙によると、カンタラの住民は「イスラエルの敵軍が町に侵入したため」近くの村に逃げたという。
NNAは水曜日、イスラエルの航空機が国境から遠く離れた東部バールベック地域を攻撃したと伝えた。
イエメン反政府勢力がミサイルを主張、
イスラエルへのドローン攻撃
イエメンのフーシ派反政府勢力は水曜日、テルアビブへの攻撃で16人が負傷した数日後、イスラエルに向けて弾道ミサイル1発とドローン2機を発射したと発表した。イスラエル軍はミサイルを迎撃し、ガザ地区付近の同国南部でサイレンが鳴った後、ドローン1機が「開けた場所に墜落した」と発表した。
フーシ派の軍事声明は、「イエメン軍の無人機部隊はイスラエルの商業中心地テルアビブと南部の都市アシュケロンを標的とした2つの軍事作戦を実施した」と述べた。
フーシ派は先に、ミサイルはテルアビブ地域も狙っていたと発表した。イスラエル側はミサイルがイスラエル領に入る前に撃墜されたと述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241227
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/un-sounds-alarm-over-israeli-destruction-in-s-lebanon-1735226979/?date=27-12-2024
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