18年ぶりに家族が再会

18年ぶりに家族が再会
[The Daily Star]ドル・マフムードが10歳のとき、父親のロビウル・カリムは家族のより良い将来を確保しようとマレーシアへ出発した。

チャパイナワブガンジのボラハット郡に住むロビウルさんは観光ビザで渡航した。しかし、ビザとパスポートに問題があり、帰国できずに困窮した。

時間が経つにつれて、彼はパスポートを紛失し、家族と再会する試みはすべて失敗に終わった。

ロビウルは18年もの長い間、残してきた家族から遠く離れた外国で足止めされたままだった。

ダラーさんは、兄弟のアブドゥル・ハニフさん、ダリ・アラ・カトゥンさんとともに、父親に二度と会えないと思い、徐々に希望を失っていった。

しかし、ほぼ20年を経て、きょうだいはついに昨日父親と再会した。

待望の再会は、ロビウルが米国・バングラデシュ間の飛行機で午後5時45分にハズラット・シャージャラル国際空港に到着したときに実現し、ダラーさんとその兄弟たちは18年間の別離の後、ついに父親と抱き合うことができた。

ダラーさんとその兄弟たちにとって、再会は父親が戻ってきたというだけの意味ではなかった。それは苦悩と憧れ、そして希望に満ちた18年間の旅の終わりを意味したのだ。

現在28歳のダラーさんはデイリー・スター紙に「父にまた会えるだろうかとよく自問した」と語った。

彼は感情に圧倒され、それ以上何も言うことができなかった。

ダラーさんとその兄弟たちは何年もの間、数え切れないほど多くの事務所を訪れ、父親を取り戻すために多くの人々に助けを求めたが、そのたびに悲痛な結末を迎えた。

しかし、2か月前、ある人物がダラー氏にBRAC移民福祉センターの住所を教えてくれたことで、希望が再び燃え上がった。

彼はすぐにBRACへ行き、そこで父親との再会を目指す旅でようやく希望の光を見つけた。

BRACは必要な詳細を収集し、ロビウルの帰還をめぐる複雑な問題を解決するために作業を開始した。

彼らの努力は昨日実を結び、18年に及ぶ待ち時間と苦闘に終止符が打たれた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241227
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/family-reunited-after-18-years-3785256