[Financial Express]北京、12月28日(AFP):中国とイランの外交トップは28日、中東は「大国の戦場ではない」とし、地域外の国々間の地政学的競争の場となるべきではないとの認識で一致した。
北京外務省の発表によると、アラグチ外相と中国の王毅外相は「国際社会は中東諸国の主権、安全、安定、統一、領土保全を尊重すべき」との点で合意した。
アラグチ氏はイラン外相に任命されて以来、初めて中国を訪問している。
発表によると、二大貿易相手国は、ガザでの停戦、レバノンでの停戦の適切な実施、そして「シリアにおけるテロ対策、和解、人道的プロセスの総合的な推進」を改めて求めた。
同省は「双方は中東は中東の人々のものであり、大国の戦場ではなく、地政学的な競争や地域外の国々との紛争の犠牲になるべきではないことで合意した」と述べた。
中国とイランはともに、追放されたシリアのバッシャール・アル・アサド大統領を支持していた。シリアの新指導者アハメド・アル・シャラー氏は、イランの熱烈な反対者だ。
アラグチ氏と王氏はまた、英国や米国を含む政府が核兵器製造に進んでいる可能性があると指摘するイランの核計画についても協議した。
当時のドナルド・トランプ大統領が、制裁解除と引き換えにイランの核開発計画を制限する画期的な合意から米国を離脱させて以来、イランの核開発計画をめぐる緊張が高まっている。
Bangladesh News/Financial Express 20241229
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/middleeast-not-battleground-for-big-powers-1735398775/?date=29-12-2024
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