ミャンマー国境の状況:ダッカはアラカン軍と交渉する必要がある

[The Daily Star]アラカン軍との関与は、バングラデシュにとって安全保障と経済の双方に利益をもたらし、「ウィンウィンの状況」となる可能性がある。 

この呼びかけは、バングラデシュ平和安全保障研究所(BIPSS)が市内のホテルで主催した「マウンドー陥落後のラカイン州:バングラデシュと地域への影響」に関する政策対話の中で行われた。

BIPSS会長のANMムニルザマン退役少将が討論の司会を務め、元ミャンマー国防武官で元リビア大使のモハンマドシャヒドゥル・ハック少将とイーストウエスト大学助教授のパルベズ・カリム・アバシがパネリストを務めた。

アッバシ氏はまた、アラカン軍がラカイン州を掌握すれば、インド北東部諸州での反乱リスクが高まる可能性があると警告した。

先週、タイでトゥーヒド・ホサイン外務顧問はミャンマーに対し、進行中の国境問題とラカイン問題に対処するよう促し、ダッカはアラカン軍などの非国家主体と関わることはできないと改めて強調した。

アラカン軍との関与は、バングラデシュにとって安全保障と経済の双方に利益をもたらし、「ウィンウィンの状況」となる可能性がある。

安全保障専門家、元外交官、学者らは昨日、ダッカは、現在バングラデシュとミャンマーの国境271キロを含むラカイン州の80%以上を支配しているアラカン軍と交渉する必要があると述べた。

この呼びかけは、バングラデシュ平和安全保障研究所(BIPSS)が市内のホテルで主催した「マウンドー陥落後のラカイン州:バングラデシュと地域への影響」に関する政策対話の中で行われた。

BIPSS会長のANMムニルザマン退役少将が討論の司会を務め、元ミャンマー国防武官で元リビア大使のモハンマドシャヒドゥル・ハック少将とイーストウエスト大学助教授のパルベズ・カリム・アバシがパネリストを務めた。

「アラカン軍と外交交渉するべき時が来たと思う」とアバシ氏は語った。「これは多くの場合標準的な手続きだが、我々は軍事的選択肢も残しておくべきだ」

彼は、アラカン軍のような非国家主体との直接的なコミュニケーションが不可能な場合、バングラデシュは接触を確立するためにあらゆる非公式な手段を模索すべきだと示唆した。

アッバシ氏はまた、アラカン軍がラカイン州を掌握すれば、インド北東部諸州での反乱リスクが高まる可能性があると警告した。

ムニルザマン氏は、ラカイン州の複雑な状況に対処するためにバングラデシュが明確な戦略を策定する必要性を強調した。

ムニルザマン氏はインドのアプローチについて、インドは歴史的にミャンマー軍事政権と緊密な関係を維持してきたものの、ラカイン州の情勢の変化により、アラカン軍との関わり方を再調整しているようだと述べた。

ハック少将(退役)は、アラカン軍との関わりはバングラデシュにとって「双方に利益のある状況」になる可能性があり、安全保障だけでなく経済的利益にも役立つ可能性があると述べた。

彼は、ラカイン州におけるアラカン軍の優位性がインドにとって複雑な状況を生み出しており、バングラデシュにとって戦略的なチャンスとなる可能性があると指摘した。

「これは我々にとってチャンスだ。特にインドとの利益交渉において、初めて我々は主導権を握っている」とハック氏は語った。

先週、タイでトゥーヒド・ホサイン外務顧問はミャンマーに対し、進行中の国境問題とラカイン問題に対処するよう促し、ダッカはアラカン軍などの非国家主体と関わることはできないと改めて強調した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241229
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/situation-myanmar-border-dhaka-needs-engage-arakan-army-3786811