金は今年これまでに27%上昇

金は今年これまでに27%上昇
[The Daily Star]金価格は月曜日、薄商いの中下落した。市場は来週の米国経済データと、ドナルド・トランプ次期大統領の復帰が連邦準備制度理事会(FRB)の2025年の見通しに及ぼす潜在的な影響を待っている。

金現物は、0854 GMT時点で0.3%下落し、1オンス当たり2,611.39ドル。米国の金先物は0.3%下落し、2,624.00ドル。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「ホリデーシーズンの影響で、すべての資産クラスで流動性が低下し、静かな一日となった」と述べ、市場参加者は米経済が減速し、FRBが引き続き利下げできるかどうかを見極めるため、今後の米経済指標を注視すると付け加えた。

金価格は今年これまでに約27%上昇しており、10月31日には史上最高値の2,790.15ドルを記録した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は今月初め、12月に予想通り0.25ポイントの利下げを行った後、米中央銀行当局者は「さらなる利下げには慎重になるだろう」と述べた。

今週は静かな展開となったが、トレーダーらは来週発表される米国求人データ、年次開発計画雇用報告、FRBの12月のFOMC議事録、米国雇用報告に注目する見通しだ。これらはすべて、世界最大の経済の健全性に関する洞察をもたらす可能性がある。

スタウノボ氏は今後について、「準備金の多様化を望む中央銀行の継続的な金購入と、投資需要を支える米国の継続的な利下げという、2024年に金を支えたのと同じ要因が依然として存在すると見ている」と述べた。

トランプ大統領が1月にホワイトハウスに戻る準備を進める中、市場は関税、規制緩和、税制変更の可能性など、2025年の米国の重要な政策転換に備えている。

金は経済的、地政学的混乱に対するヘッジとして考えられています。


Bangladesh News/The Daily Star 20241231
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/news/gold-gains-27-so-far-year-3788251