殉教者ファルクの妻と2人の子供は不確かな未来に直面している

殉教者ファルクの妻と2人の子供は不確かな未来に直面している
[Financial Express]チャトグラム、12月31日(BSS):家具店の従業員である32歳のムハンマド・ファルクさんは、7月の大規模な蜂起の際に殉教し、不確かな未来の世界に妻と2人の子供を残していった。 

ファルクさんは港湾都市ムラドプール地区で銃弾を受けて重傷を負い、その後、チッタゴン医科大学病院(CMCH)で7月16日に死亡が確認された。その頃、チッタゴンだけでなく国内各地で学生による定員改革運動が勢いを増し始めていた。

ファルクさんの遺族には、妻のシマ・アクテルさん(25歳)、市内のバグモニラム高校に通う7年生の長男ファヒムさん(11歳)、地元のモヒラ・サミティ小学校に通う幼稚園生の娘ファヒマさん(7歳)がいる。

シマさんは、夫ファルクさんの早すぎる悲劇的な死により、人生の早い段階で2人の子供を抱えて未亡人となった。家族の唯一の稼ぎ手であったファルクさんの突然の死は、適切な教育を保証して子供たちに明るい未来をもたらすという、家族の未完の夢を叶えるためにシマさんを困難な闘いに駆り立てた。

ファルクは家族とともに、市内ラルカン・バザール地区のパニール・タンクにある1部屋の100平方フィートの借家に住んでいた。ファルクは65歳の日雇い労働者アブドゥルの息子で、6人兄弟と4人姉妹の2番目で、ノアカリ県ベグムガンジ郡シャリヤトプル村の出身である。ファルクの父親と他の5人の兄弟は全員、バンの運転手か海上労働者である。

家族や目撃者によると、警察とジュバ連盟およびチャトラ連盟に所属する武装した悪党らが7月16日正午、ムラドプール地域で学生主導の集会を解散させるために無謀に発砲した際、ファルクさんは胸と背中に2発の銃弾を受け、重傷を負ったという。ファルクさんはムラドプール近郊の家具店の技術者で、射撃後に職場に戻る途中に銃弾を受けた。

情報筋によると、銃弾で傷を負ったファルクさんは近くの道路の分離帯で倒れ、一時は現場から逃げようとしたという。マドラサの学生2人が危険を顧みず人力車でファルクさんをCMCHに連れて行った。情報を得たファルクさんとシマさんの兄弟は急いでCMCHの救急科に駆けつけ、血まみれのファルクさんの遺体の身元確認が困難だったため必死の捜索の末、ファルクさんを追跡した。

シマ・アクテルさんはBSSに対し、ファルクさんの知らないマドラサの学生2人が現場とCMCHの両方でファルクさんを救うために全力を尽くし、大きな危険を冒したと語った。救助隊は、夫はCMCHでまだ生きているが、死ぬまでベッドで寝かされていたため、治療を受けることなく午後4時に息を引き取ったと伝えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/metro-news/martyr-faruks-wife-with-her-two-children-faces-uncertain-future-1735669875/?date=01-01-2025