サウジアラビア、シリアへの人道支援航空便を開設

[Financial Express]リヤド、1月1日(AFP):サウジアラビアは水曜日、シリアへの人道支援空路を開始し、食糧、避難所、医薬品を輸送したと国営サウジ通信社が報じた。

SPAによると、サルマン国王人道援助救援センター(KS救済)が設置したこの空中橋は、「シリア国民が現在直面している困難な状況の影響を緩和する」ことを目的としているという。

欧州連合やウクライナを含む他の国々もシリアへの援助を発表しているが、国連はシリアでは10人中7人が支援を必要としていると発表した。

SPA通信によると、リヤドの空中橋に続いて「数日中に別の陸上橋も建設される」とKS救済の代表アブドラ・アル・ラビーア氏は語った。

シリアは13年間の内戦と、退陣したバッシャール・アル・アサド大統領の政府を標的とした西側諸国の制裁によって壊滅的な打撃を受けている。

数百万人が避難を余儀なくされ、経済と公共インフラは崩壊しており、世界保健機関のアナリストは先週、国内の病院の約半数が機能停止状態にあると述べた。

サウジ政府に近い情報筋は先に、サウジの高官代表団がダマスカスを訪問し、シリアの新指導者アハメド・アル・シャラーと会談したと語っていた。シャラーのイスラム主義組織「ハヤト・タハリール・アル・シャム」は12月8日、電撃的な攻撃の末にアサド政権を打倒した。

リヤドは、2023年2月の壊滅的な地震の後、シリアに援助物資を送っている。


Bangladesh News/Financial Express 20250102
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/s-arabia-launches-humanitarian-air-bridge-to-syria-1735745448/?date=02-01-2025