[The Daily Star]中国の製造業活動は12月に3カ月連続で拡大したことが火曜日に発表された公式データで明らかになった。指導者らは世界第2位の経済大国の減速を反転させようと奮闘している。
同国は、不動産市場の危機、消費の低迷、政府債務の急増による不況からの脱却に苦戦している。
中国国家統計局によると、工業生産の主要指標である購買担当者景気指数(PMI)は12月に50.1となり、3カ月連続の拡大となった。
火曜日の数字はブルームバーグのアナリストの予想50.2を下回ったが、それでも50を上回っており、製造業活動の拡大を示している。これを下回ると縮小を示す。
主要指標は年半ばに6か月間下落したが、10月に再び拡大領域に戻った。
中国政府はここ数カ月、金利引き下げ、住宅購入規制の撤廃、地方政府の債務負担軽減など、成長促進を目的とした一連の積極的な措置を発表している。
しかし経済学者たちは、新型コロナウイルスのパンデミック以降、完全な回復に苦戦している中国経済の完全な健全性を取り戻すには、国内消費の底上げを目的としたより直接的な財政刺激策が必要だと警告している。
サービス部門の活動を測る非製造業PMIは12月には52.2となり、11月の50.0から上昇した。
「公式PMIは、サービス部門と建設部門の成長加速により、12月に経済が勢いを増したことを示している」とキャピタル・エコノミクスのガブリエル・ン氏は火曜日の顧客向けメモに記した。
「年末に向けて政策支援が強化されたことで、短期的には明らかに成長が促進された」とン氏は記した。
ン氏は、特に輸出注文が12月に4カ月ぶりの高水準に達したと指摘し、「おそらくトランプ氏の関税導入を前に米国の輸入業者が注文を増やしたことが寄与した」と述べた。
中国政府は今年の公式な国家成長目標を約5%に設定しており、当局者は達成に自信を示しているが、多くの経済学者は僅差で達成できないとみている。
国際通貨基金は、中国の経済が今年は4.8%、来年は4.5%成長すると予想している。
Bangladesh News/The Daily Star 20250102
https://www.thedailystar.net/business/news/manufacturing-activity-china-grows-3rd-month-3789811
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