[Financial Express]ニューデリー、1月2日(AFP):インド当局は、ボパール市を襲った世界最悪の産業災害から40年以上も残っていた数百トンの有害廃棄物を移動させたと、メディアが木曜日に報じた。
地域社会では、1984年12月にユニオン・カーバイド工場から高毒性ガスが漏れたことを受けて地下水が汚染され、病気が多発していると何十年も非難されてきた。
1984年12月2日の夜に化学物質が漏れた直後に約3,500人が死亡し、全体では最大25,000人が死亡したと推定されています。
プレス・トラスト・オブ・インディア通信社が報じたところによると、約12台のトラックが、警察の護衛の下、水曜夜遅く、コンテナに密封された337トンの廃棄物をゆっくりと車列を組んで、約225キロ(140マイル)離れたピタンプールの処分場まで運び始めた。
「車列は、インド国内の産業廃棄物輸送でこれまでに見られたものの中で最も厳しいセキュリティプロトコルで強化されている」と州ガス救済・復興局長のスワタントラ・クマール・シン氏は述べたとタイムズ・オブ・インディア紙が報じた。シン氏は、廃棄物は焼却により「科学的に処分される」と述べた。
1984年、致死性の化学物質を貯蔵していたタンクの一つのコンクリート製の容器が割れ、殺虫剤の製造に使われるメチルイソシアネート(MIC)27トンが人口200万人以上の都市に流出した。
廃棄物の撤去命令は、災害発生から40年が経過した12月にマディヤ・プラデーシュ州の高等裁判所から出され、1カ月の期限が設けられた。
「また悲劇が起こるのを待っているのか?」とスレシュ・クマール・ケイト最高裁判所長官は当局に問いかけ、清掃当局の「怠慢」を批判したとタイムズ・オブ・インディア紙とインディアン・エクスプレス紙は伝えた。
過去にこの場所付近の地下水を検査したところ、がんや先天性欠損症を引き起こす化学物質が、米国環境保護庁が安全と認める濃度の50倍も検出された。
Bangladesh News/Financial Express 20250103
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/india-clears-toxic-waste-40-yrs-after-bhopal-gas-disaster-1735832881/?date=03-01-2025
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