[Financial Express]北京、1月2日(ロイター):世界最大の自動車市場での価格競争が3年目を迎える中、NIOやリーオートなど中国の電気自動車メーカーは、市場リーダーのテスラやBYDに追随し、購入インセンティブを2025年初頭まで延長した。
リーオートは木曜日、自動車購入1台につき1万5000元(2055ドル)の現金補助と3年間の無利子融資制度を発表した。
ニオは水曜日、ニオおよびオンヴォブランドのEV購入者向けに同様の無利子ローンプランを開始した。
この優遇措置は、新年の政府補助金制度が始まる前に購入を促すのが目的だ。12月中旬の時点で販売された520万台以上の自動車が中国政府の補助金の恩恵を受けている。
中国は2025年まで消費財の下取りを延長する意向を示しているが、全国規模での政策実施の詳細は不明だ。
中国東部江蘇省の省都南京市は今週初め、今年も自動車購入1台につき最大4000元の補助金を支給し続けると発表した。
中国当局は、補助金制度などを通じて低迷する経済を立て直すため財政刺激策を強化する中、今年3兆元相当の特別国債を発行することに合意したとロイター通信が報じた。
2024年にフォードとホンダを世界で売り上げで上回る可能性がある地元のEV大手BYDは、12月からハイブリッド車とEVの2つのモデルを最大11.5%割引で提供している。
中国の道路ではすでに無人運転車が走っている。
昨年価格戦争を巻き起こしたテスラは、中国で最も売れているモデルYの未払いローンに対する1万元の割引を今月末まで延長した。
中国では総称して新エネルギー車(NEV)として知られるEVとプラグインハイブリッド車の販売台数は、政府が1台あたり最大2万元を下取りに出す補助金のおかげで、昨年1000万台を超えた。
それでも、公式データによると、中国の小売売上高全体は3.5%増加したのに対し、自動車関連の小売売上高は最初の11か月で前年比0.7%減少し、値下げの影響が示された。
Bangladesh News/Financial Express 20250103
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/chinese-ev-makers-extend-buying-incentives-as-price-war-enters-third-year-1735842858/?date=03-01-2025
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