バングラデシュ政府は、国内の電力供給システムの電圧をさらに上げて停電を減らすために、アジア開発銀行(ADB)と3億1000万ドルの融資契約を締結した。
援助は、ADBが寄付している16億ドルの「Power System Expansion and Efficiency Improvement Investment Programme」(電力システムの拡張と効率改善のための投資プログラム)プロジェクトのADB融資の第2トランシェだ。
他の共同融資者には、フランス開発庁や欧州投資銀行、イスラム開発銀行がいる。
経済関係課(ERD)担当次官Saifuddin Ahmedとバングラデシュ駐在員事務所副ディレクター兼担当役員Stefan Ekelundは、バングラデシュとADBをそれぞれ代表して式典で契約を締結した。
援助は第2トランシェの下、電力システムの送電と配電の能力を高めるのに役立てる。
一方、ドイツは国の遠隔地での『productive use of renewable energy programme』(再生可能エネルギーの生産的な利用プログラム)のために1050万ユーロ(約14.7億円)を提供する。
ERDとドイツの援助機関KfW間の合意は、首都のSher-E-Bangla NagarのERDで調印され、契約に従って、インフラ開発会社(IDCOL)が2014年2月~2018年12月の間にプロジェクトの下でプログラムを実施される。
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