BGB、不法侵入の疑いでロヒンギャ族36人を拘留

BGB、不法侵入の疑いでロヒンギャ族36人を拘留
[The Daily Star]バングラデシュ国境警備隊は昨日、ベンガル湾からバングラデシュに不法入国したロヒンギャ族36人を拘束した。

ロヒンギャ族は漁船でベンガル湾を渡り、昨日の午後コックスバザールのテクナフ海岸に到着したとバングラデシュ国境警備隊当局者は述べ、現在拘留されておりミャンマーに送還される予定だと付け加えた。

ロヒンギャの中には女性5人、子ども10人、男性21人が含まれているという。

テクナフのバングラデシュ人民共和国警察第2大隊の指揮官、アシクル・ラーマン中佐は、ロヒンギャ族36人が昨日午後1時40分頃、バングラデシュ人民共和国警察フレルムク検問所の北約1キロにあるムンダーデール海岸からバングラデシュに不法入国したと述べた。

「彼らを送還する手続きが進行中です。」

テクナフ連合パリシャドのモハメド・サリム議員は、ロヒンギャ族を乗せた船がバハルチャラ海岸近くに浮かんでいるのが目撃されたとの情報を得たと述べた。

拘留者の中には、ミャンマーのアキャブ(現シットウェ)東部のナション村出身だと主張するアラムさん(30歳)もいた。

同氏によると、「ムグ・バギ(アラカン軍)」がそこでロヒンギャ族を拷問しているため、彼らはバングラデシュに密入国しようとした。彼らは5日前に木造船でその地を離れたという。

「今日(昨日)、エンジンが故障したため、トロール船が私たちを海岸まで曳航し、バングラデシュ国境警備隊に引き渡しました。」

隣村のロヒンギャ族のジャヘル・アラムさんは、「私たちの地域にはイスラム教徒の村が5つあります。アラカン軍は軍事政権軍に対抗できるよう、私たちに武器の訓練を強制的に行っています。私たちロヒンギャ族は『ムグ・バギ』グループへの参加を拒否すると非人道的な拷問を受けました。ミャンマーで戦うよりバングラデシュで死んだほうがましだと思いました」と語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20250106
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/bgb-detains-36-rohingyas-trespass-3792616