[Financial Express]オタワ、1月6日(BBC):メディアの報道によると、カナダのジャスティン・トルドー首相は数日以内に辞任を発表する可能性がある。トルドー首相は与党自由党の党首を退くことを検討しており、そうなれば首相としての9年間に終止符が打たれることになる。
先月、カナダの財務大臣は、ドナルド・トランプ氏のカナダ製品への関税導入の脅しへの対応など政策上の意見の相違を理由に辞任した。トルドー氏の支持率も有権者の間で急落しており、世論調査では同氏の政党が今年の総選挙で敗北する見通しとなっている。
グローブ・アンド・メール紙は、首相が自身の議員らに追い出されたとの印象を避けるため、水曜日に党員集会を開く前に辞意を発表する可能性があると報じている。
関係者によると、トルドー氏が直ちに辞任するのか、それとも新党首が選出されるまで首相の座にとどまるのかは不明だ。また、トルドー氏は自身の将来についてまだ最終決定を下していないと強調した。
誰が政権を引き継ぐにせよ、米国との貿易戦争の可能性にも対処しながら、選挙戦を通じて党を率いていく必要がある。選挙は10月までに実施されなければならないが、自由党の指導部が交代すれば、今後数カ月で早期投票を求める声が高まる可能性がある。
トルドー氏の辞任は、カナダ政治の決定的な時代を終わらせることになる。同氏は2015年、党首として3位だった選挙戦を予想外に勝利し、自らの政党を政権に就かせた。
当時43歳だったこの若きリーダーは、自由な移民政策、富裕層への増税、気候変動との闘いを中心とした新しい政治を約束した。
首相率いる議員十数名が辞任を求めており、世論調査では有権者の3分の2が首相を支持していないことが示されている。
Bangladesh News/Financial Express 20250107
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trudeau-may-quit-within-days-1736183399/?date=07-01-2025
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